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有機分子性固体における環境応答型電子機能の発現

研究報告コード R030000265
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 松下 未知雄
研究者所属機関
  • 東京大学大学院総合文化研究科
研究機関
  • 東京大学
報告名称 有機分子性固体における環境応答型電子機能の発現
報告概要 原子が集合して分子を形成すると、原子の種類や数、及びそのつながり方に応じ、様々
な性質が現れてくる。これと同じ事は、分子の集合体についてもいえる。分子を基本単位として、集合化させることで、分子のレベルより一段と多様な性質が現れる可能性がある。電荷移動錯体をはじめとする分子間化合物や、分子の配座や分子配列が異なる結晶多形などは、よく知られた例である。一方、分子間に働く分子間相互作用は、分子中における原子間の化学結合に比べ、総じて1桁以上弱いため、このような集合体の構造は、外場(圧力や電場、磁場、光、熱など)により影響を受けて変化することがある。本研究では、これを逆手に取り、このような分子集合体の集合体構造への変調を通じて、操作性や、刺激に応答する動的な機能を発現させることを試みた。
画像

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研究分野
  • 分子の電子構造
  • 分子の幾何学的構造一般
  • 有機化合物の結晶構造一般
  • 有機化学反応一般
関連発表論文 (1) Michio M. Matsushita, Naoto Ozaki, Tadashi Sugawara, Fumio Nakamura and Masahiko Hara, Formation of Self-Assembled Monolayer of Phenylthiol Carrying Nitronyl Nitroxide on Gold Surface, Chem. Lett., 2002, 596-597.
(2) Jie Zhang, Michio M. Matsushita, Xiang X. Kong, Jiro Abe, Tomokazu Iyoda, Photoresponsive Coordination Assembly with a Versatile Logs-Stacking Channel Structure Based on Redox-Active Ligand and Cupric Oon, J. Am. Chem. Soc. 123, 12105-12106 (2001).
(3) Michio M. Matsushita, Tomohiro Yasuda, Ryuji Kawano, Tadashi Kawai and Tomokazu Iyoda, Intramolecular Magnetic Interaction of Phenylene-Linked Bis-β-Diketone Metal Complexes, Chem. Lett., 2000, 812-813.
(4) Michio M. Matsushita, Masanari Morikawa, Tadashi Kawai and Tomokazu Iyoda, Metal Coordination Complexes Composed of Photo-Electrochemically Avtive Ligands, Mol. Cryst. Liq. Cryst, 343, 87-96 (2000)
研究制度
  • さきがけ研究21 「状態と変革」領域
研究報告資料
  • 松下 未知雄. 有機分子性固体における環境応答型電子機能の発現. 「さきがけ研究21」「状態と変革」研究領域 第3回終了報告会 講演要旨集(研究期間:1999-2002),2002. p.18 - 19.

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