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生殖細胞の染色体分配の仕掛け ‐染色体接着因子コヒーシンの作用機序をさぐる‐

研究報告コード R030000269
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 渡辺 嘉典
研究者所属機関
  • 東京大学大学院理学系研究科
研究機関
  • 東京大学
報告名称 生殖細胞の染色体分配の仕掛け ‐染色体接着因子コヒーシンの作用機序をさぐる‐
報告概要 体細胞分裂では、複製された染色体(姉妹染色分体)を分配する均等分裂を行う。一方、生殖細胞で見られる減数分裂では染色体数を半減化させるために、その第一分裂において相同染色体を分配する還元分裂を行う(図1)。このとき、姉妹染色分体が同一極のスピンドル微小管によって捕らえられるような特殊な制御が働くと考えられているが、その機構はよく分かっていない。私のそれまでの研究から、動原体の制御に染色体接着因子コヒーシンが重要な役割を持つことをが示唆されていた。本研究では、染色体接着因子コヒーシンの染色体分配における作用機序を明らかにすることを目指した。
画像

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研究分野
  • 細胞分裂・増殖
  • 生殖器官
関連発表論文 (1) Higuchi, T., Watanabe, Y. and Yamamoto, M. (2002). Protein kinase A regulates sexual development and gluconeogenesis through phosphorylation of a Zn-finger transcriptional activator Rst2p in fission yeast. Mol. Cell. Biol. 22, 1-11.
(2) Sato, M., Watanabe, Y., Akiyoshi, Y. and Yamamoto, M. (2002). 14-3-3 protein interferes with the binding of RNA to the phosphorylated form of fission yeast meiotic regulator Mei2p. Curr. Biol. 12, 141-145.
(3) Nonaka, N., Kitajima, T., Yokobayashi, S., Xiao, G., Yamamoto, M., Grewal, S. and Watanabe, Y. (2002). Recruitment of cohesin to heterochromatic regions by Swi6/HP1 in fission yeast. Nature Cell. Biol. 4, 89-93.
(4) Watanabe, Y., Yokobayashi, S., Yamamoto, M. and Nurse, P. (2001). Pre-meiotic S-phase is linked to reductional chromosome segregation and recombination. Nature 409, 359-363.
(5) Shinozaki-Yabana, S., Watanabe, Y. and Yamamoto, M. (2000). Novel WD-repeat protein Miplp facilitates function of the meiotic regulator Mei2p in fission yeast. Mol. Cell. Biol. 20, 1234-1242.
研究制度
  • さきがけ研究21 「素過程と連携」領域
研究報告資料
  • 渡辺 嘉典. 生殖細胞の染色体分配の仕掛け -染色体接着因子コヒーシンの作用機序をさぐる-. 「さきがけ研究21」研究報告会 「素過程と連携」領域 講演要旨集(研究期間:1999-2002),2002. p.8 - 9.

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