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中枢神経細胞が層構造を形成するメカニズム ‐神経細胞はどのように移動してその配置が決まるのか?‐

研究報告コード R030000272
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 仲嶋 一範
研究者所属機関
  • 慶應義塾大学医学部
研究機関
  • 慶應義塾大学
報告名称 中枢神経細胞が層構造を形成するメカニズム ‐神経細胞はどのように移動してその配置が決まるのか?‐
報告概要 我々の脳は、進化の最高傑作とも言われ、複雑な神経回路網を形成している。この複雑な構造も、最初は一層の細胞層であり、そこから次々に神経細胞が誕生し、長い距離を移動して、整然とした構造を形作っていく。例えば大脳皮質では、脳表面に平行な6層構造を作って配列しており、この秩序だった構造ができることは、脳の正常な機能のために必須であることが知られている。そこで、本研究では、大脳皮質の発生期において、神経細胞がその誕生部位からいかにして移動し、その配置が決まっていくのかの機構の解明を目指した。
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研究分野
  • 遺伝子発現
  • 細胞生理一般
  • 中枢神経系
  • 神経科学一般
関連発表論文 (1) Kubo. K., Mikoshiba, K. and Nakajima, K. (2002). Secreted Reelin molecules form homodimers. Neurosci. Res. 43, 381-388.
(2) Tabata, H. and Nakajima, K. (2002). Neurons tend to stop migration and differentiate along the cortical internal plexiform zones in the Reelin signal-deficient mice. J. Neurosci. Res. 69, 723-730.
(3) Tabata,. H. and Nakajima, K. (2001). Efficient in utero gene transfer system to the developing mouse brains using electroporation - Visualization of neuronal migration in the developing cortex. Neuroscience 103, 865-872.
(4) Yip, J.W., Yip, Y.P.L., Nakajima, K. and Capriotti, C. (2000). Reelin controls position of autonomic neurons in the spinal cord. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 97, 8612-8616.
(5) Utsunomiya-Tate, N., Kubo, K., Tate. S., Kainosho, M., Katayama E., Nakajima, K. and Mikoshiba, K. (2000). Reelin molecules assemble together to form a large protein complex, which is inhibited by the function-blocking CR-50 antibody. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 97, 9729-9734.
研究制度
  • さきがけ研究21 「素過程と連携」領域
研究報告資料
  • 仲嶋 一範. 中枢神経細胞が層構造を形成するメカニズム -神経細胞はどのように移動してその配置が決まるのか?-. 「さきがけ研究21」研究報告会 「素過程と連携」領域 講演要旨集(研究期間:1999-2002),2002. p.14 - 15.

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