TOP > 研究報告検索 > フォトクロミック動作系の理論計算による徹底解剖

フォトクロミック動作系の理論計算による徹底解剖

研究報告コード R030000357
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 中村 振一郎
研究者所属機関
  • 三菱化学(株)科学技術研究センター計算科学研究所
研究機関
  • 三菱化学(株)科学技術研究センター
報告名称 フォトクロミック動作系の理論計算による徹底解剖
報告概要 本研究は、最も汎用性の高いフォトクロミック系であるジアリールエテン系を対象として、量子収率の課題を理論的、実験的に解明した。フォトクロミック系の動作メカニズム、とりわけ量子収率の決定機構、結晶中での反応解析、及び実用化を目指した応用の可能性探求、の3課題を中心に研究をすすめた。世界最高級の費用効果をもつ240CPUクラスターから成るPCクラスターを構築し、励起状態量子ダイナミクス計算ソフトを開発した。まず、基本骨格のジアリールエテンの励起状態のポテンシャル面を求めた。次に、光開環・閉環反応の量子収率を求めた。理論計算結果を実験的に検討・確認・実証した。さらに、特異な実験事実の解明を目指して凝集系の計算法を構築し、分子結晶のバンド計算を実行した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R030000357_01SUM.gif R030000357_02SUM.gif R030000357_03SUM.gif
研究分野
  • 分子の電子構造
  • 分子間相互作用
  • 光学的効果
  • 反応速度論・触媒一般
  • 固体デバイス
関連発表論文 (1) D. Guillaumont, T. Kobayashi, K. Kanda, H. Miyasaka, K. Uchida, S. Kobatake, K. Shibata, S. Nakamura, M. Irie, J. Phys. Chem. A. 106, 7222 (2002)
(2) Y. Asano, T. Kobayashi, A. Murakami, D. Guillaumont, M. Irie, S. Nakamura, Submitted to J. Am. Chem. Soc.
(3) H. Miyasaka, M. Murakami, A. Itaya, D. Guillaumont, S. Nakamura, M. Irie, J. Am. Chem. Soc., 123, 753 (2001); C. Okabe, N. Tanaka, T. Fukaminato, T. Kawai, M. Irie, Y. Nibu, H. Shimada, A. Goldberg, S. Nakamura, H. Sekiya, Chem. Phys. Lett., 357, 113 (2002)
(4) M. Mikami, S. Nakamura, M. Itoh, K. Nakajima, T. Shishido., Phys. Rev. B, 65, 94302 (2002)
研究制度
  • 計算科学技術活用型特定研究開発推進事業 物質・材料分野
研究報告資料
  • 中村 振一郎. フォトクロミック動作系の理論計算による徹底解剖. 計算科学技術活用型 特定研究開発推進事業 平成11・12年度採択課題 研究開発終了シンポジウム 予稿集 ~計算で、見る・知る・予測する~ 2003. p.3 - 7.

PAGE TOP