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高速通信網と次世代衛星通信システムを利用した大気リモートセンシングの研究

研究報告コード R030000359
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 西尾 正則
研究者所属機関
  • 鹿児島大学理学部
研究機関
  • 鹿児島大学
報告名称 高速通信網と次世代衛星通信システムを利用した大気リモートセンシングの研究
報告概要 対流圏水蒸気分布の不均一性及びその時間変化による電波伝播時間のゆらぎは、VLBI(超基線電波干渉計)やGPS測定精度の劣化の原因として無視できない。本研究は、大気水蒸気密度の時空的ゆらぎの高精度検出を目的として、高速通信網と計算機システムを組み合わせたシステムを基盤とした電波干渉計を開発した。また、実測されたデータを基に、大気水蒸気の密度ゆらぎとその動きに関するモデルの検証及び再構築を行った。開発したシステムは、静止衛星のビーコン電波の実時間VLBI測定による密度の時間ゆらぎ測定装置、及びLEO衛星ビーコン電波の統合型電波干渉測定による密度の空間分布測定装置、の2機の装置から構成した。観測データの解析により、(a)気象条件と大気伝播遅延時間ゆらぎの振幅は相関しており、晴天時、曇天時、雨天時の順に大きくなる、(b)振幅は衛星仰角が低くなるに従って大となる、(c)空間的に局在して大きなゆらぎを生じさせる領域がある、(d)ゆらぎを引き起こす水蒸気塊の大きさは最大で10km程度である、などが分かった。本システムのネットワーク活用の見通しを得た。
画像

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研究分野
  • リモートセンシング一般
  • 気象学一般
  • 電波伝搬一般
  • アンテナ
  • 宇宙通信
研究制度
  • 計算科学技術活用型特定研究開発推進事業 地球・宇宙観測分野
研究報告資料
  • 西尾 正則. 高速通信網と次世代衛星通信システムを利用した大気リモートセンシングの研究. 計算科学技術活用型 特定研究開発推進事業 平成11・12年度採択課題 研究開発終了シンポジウム 予稿集 ~計算で、見る・知る・予測する~ 2003. p.17 - 21.

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