TOP > 研究報告検索 > 海洋環境保全技術としての海氷変動予測の実用化

海洋環境保全技術としての海氷変動予測の実用化

研究報告コード R030000362
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 山口 一
研究者所属機関
  • 東京大学大学院工学系研究科
研究機関
  • 東京大学
報告名称 海洋環境保全技術としての海氷変動予測の実用化
報告概要 海氷が気象や海洋環境に及ぼす影響は大きく、また、氷海を航行する船舶等にとっては危険な障害物である。このため、海氷の流動予測は重要であり、地球環境の機構解明にも有用である。本研究は、複雑な自然現象の解析モデルの構築の必要性、予測計算に必要な膨大なデータ量の整備、予測結果の効果的な解釈のための解析法や利用手法の問題等を総合的に解決することを目的として、氷海に関する物理現象を予測する数値計算モジュール及び大量の数値計算用データを管理するデータベースを作成し、これらを地理情報システム(GIS)によって統合した環境変動予測システムを構築し、その実用化を目指した。特に、海氷流動モデルは、本研究において開発したDMDFモデルを採用した。これは、地球規模スケールの広範囲の計算を可能にしつつ、海氷の離散的な挙動も考慮したものである。オホーツク海の海氷変動予測計算結果(1993年冬季)は、無氷初期条件から67日目の実測データと極めて良好な一致を示した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R030000362_01SUM.gif R030000362_02SUM.gif R030000362_03SUM.gif
研究分野
  • 海氷
  • 数値計算
  • 計算機シミュレーション
  • 環境問題
  • 研究開発
関連発表論文 (1) Rheem, C.K., Yamaguchi, H., and Kato. H., Distributed Mass/Discrete Floe model for pack ice rheology computation, J. Marine Science and Technology. Vol.2 No.2 (1997) 101-121.
(2) 佐川玄輝,山ロ一,オホーツク海の海洋・海氷連成計算,第3回MECモデルワークショップテキスト,東京, 2002, 139-143.
(3) 段烽軍,山ロ一,地理情報システムを用いた氷海環境解析,可視化情報学会誌,Vol.22 No.86 (2002) 13-18.
(4) Yamaguchi, H., Miki, T., Duan, F., and Komura, T., GIS-aided prediction,for sea-ice distribution, Journal of Marine Science and Technology, Vol.7 No.2 (2002) 71-78.
(5) 松沢孝俊,山ロ一,二ッ寺暁郎,宮永大,ラフティングの影響を考慮したオホーツク海の海氷分布数値予測,第18回寒地技術シンポジウム論文集,青森, 2002, 173-178.
研究制度
  • 計算科学技術活用型特定研究開発推進事業 環境・安全分野
研究報告資料
  • 山口 一. 海洋環境保全技術としての海氷変動予測の実用化. 計算科学技術活用型 特定研究開発推進事業 平成11・12年度採択課題 研究開発終了シンポジウム 予稿集 ~計算で、見る・知る・予測する~ 2003. p.33 - 36.

PAGE TOP