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クーロンブロッケードによる階段状変位電流の測定とその応用

研究報告コード R040000045
掲載日 2007年5月11日
研究者
  • 真島 豊
研究者所属機関
  • 東京工業大学大学院理工学研究科
研究機関
  • 東京工業大学
報告名称 クーロンブロッケードによる階段状変位電流の測定とその応用
報告概要 単一電子素子では、素子に機械的な変調を加えることにより単一電子の動きを制御することが可能であり、機械的振動と単一電子現象という、これまであまり考慮されてこなかった融合領域の新原理デバイスを構築することが期待されている。本研究では、単一電子素子における空間変調に起因した単一電子挙動の把握と制御というテーマに関して、走査振動プローブを用いた変位電流スペクトロスコピーとトンネル電流スペクトロスコピーの同時計測手法を新たに構築し、二重トンネル接合に適用することにより、ナノドットにおける単一電子の挙動を解明・応用することに挑戦した。具体的には、走査振動プローブを用いたナノメカニカル二重トンネル接合の電流-電圧依存性において、階段状変位電流と階段状トンネル電流を同時に計測することによりプローブ振動に伴ったナノドット上の単一電子の挙動を明らかにすること、さらには、機械的振動と単一電子現象を組み合わせた新しい単一電子素子の応用研究を展開することを目指した。
研究分野
  • 電子物性一般
  • 電気物性一般
関連発表論文 (1) “Displacement Current Staircase in Mechanical Single-Electron Turnstiles”, Yutaka MAJIMA, Kouhei NAGANO, Atsushi OKUDA, Jpn. J. Appl. Phys., 41, 5381-5385, 2002.
(2) “Observation of Coulomb Staircase of Both Tunneling Current and Displacement Current Staircase in Nanomechanical Double Barrier Tunneling Structure”, Kouhei NAGANO, Atsushi OKUDA, Yutaka MAJIMA Appl. Phys Lett., 81, 544-546, 2002.
(3) “Observation of Displacement Current Staircase and Negative Differential Resistance in Nanomechanical Double Barrier Tunneling Structures with Scanning Vibrating Probe”, Yasuo AZUMA, Kouhei NAGANO, Yutaka MAJIMA. Jpn. J. Appl. Phys,, 42 (2003) 2458-2461
研究制度
  • さきがけ研究 「組織化と機能」領域
研究報告資料
  • 真島 豊. クーロンブロッケードによる階段状変位電流の測定とその応用. 「さきがけ研究」「組織化と機能」領域 研究報告会講演要旨集(研究機関2000-2003),2003. p.4 - 5.

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