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形態形成時の受容体による位置情報の提示機構

研究報告コード R040000060
掲載日 2007年5月18日
研究者
  • 平本 正輝
研究者所属機関
  • 国立遺伝学研究所
研究機関
  • 国立遺伝学研究所
報告名称 形態形成時の受容体による位置情報の提示機構
報告概要 生物の形を作るには、発生過程において個々の細胞の位置や形態を決めるための道しるべが必要である。精密な神経回路も、道しるべ分子により形成される。しかしどの様な方法で、どの様に道しるべ分子を配置する事で精巧な神経回路を作るのかについてはまだ確立した概念すらない。分泌型の分子は、「化学走性仮説」で提唱された様式で軸索誘導を行なうと考えられていた。しかし私は新たな軸索ガイダンスメカニズム(Capture/relocation system)を発見し、化学走性仮説は間違っており、このメカニズムが本質ではないかと考えた。そこで次の2点を調べる必要があると考えた。1.Capture/relocation systemは、私がたまたま注目していた軸索誘導でのみ使われているものであり、一般的でないものかもしれない。しかしこの解析はこれまでの分泌性道しるべ分子に注目した組織学的研究の中で最も精度が高いものであり、Capture/Relocation systemは分泌性道しるべ分子の本当の作用メカニズムであり、化学走性仮説は間違っているとも考えられる。そこでこれまで知られている有名な現象との関係を明らかにし、その一般性を検討する。2.もし、「化学走性仮説」が間違っており、分泌性道しるべ分子の濃度勾配が位置や場所を知らせるのでないならば、何がこれらを決めるのだろうか明らかにする。
研究分野
  • 遺伝子の構造と化学
  • 中枢神経系
  • 脳・神経系モデル
関連発表論文 パターニングにおける受容体の第二の機能 Capture/Relocation system と化学走性仮説細胞工学 2002年6月22日 第20巻・第7号 P1030-P1039
研究制度
  • さきがけタイプ 「認識と形成」領域
研究報告資料
  • 平本 正輝. 形態形成時の受容体による位置情報の提示機構. 「さきがけタイプ」「認識と形成」領域 研究報告会講演要旨集(研究期間2000-2003),2003. p.13 - 14.

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