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分散配置されたデバイスと相互作用し賢くなる知的空間

研究報告コード R040000096
掲載日 2007年5月18日
研究者
  • 橋本 秀紀
研究者所属機関
  • 東京大学生産技術研究所
研究機関
  • 東京大学
報告名称 分散配置されたデバイスと相互作用し賢くなる知的空間
報告概要 本研究は、今まで前提として与えられていた環境に知能を与えて、空間全体で高度な知能を実現しようとする試みである。これは、従来の方向である機械の高度な知能化が大変難しく、限界が見えてきたことが根底にある。空間知能化は、知能は空間全体に分散し、人間の高度な知能の働きを支援する方向でトータルな意味でタスクを実現するのである。人間の知性が前提となったシステムの構成を取る。機械はツールであり、その機能を人間が最大限に引き出せるように空間が支援するということである。また、このためには人間・人工物(機械)・環境の相互作用を考えなければならない。もちろん空間知能化を考えるときに時間軸を考えなければならない。上記の空間知能化は高度な段階のものであり、現在進めている研究はそこへ向かう途中にあるものである。具体的には、多数のセンサーを物理的に空間内に分散配置し情報的にネットワーク化し、空間内の事象を観測し適切な処理を行い必要なサービス等を実現する。このときに前述した「安全」「安心」「快適性(利便性)」がデザインの指標になる。本研究では、空間知能化のコア技術となる空間に配置されたセンサーを研究開発するとともに、具体的なシステムを構築し、知的空間(インテリジェント・スペース)の研究シナリオも提案した。
研究分野
  • 人間機械系
  • 制御工学一般
  • 人工知能
関連発表論文 (1) 橋本秀紀,“空間知能化に関する研究動向”,電気学会論文誌D産業応用部門誌,社団法人電気学会,Vol.121, No.9, pp.917-922, 2001.09
(2) 山口 亨,平山健一郎,橋本秀紀,“分散感覚知能アーキテクチャに基づく情報の再構成とITSへの応用”,電気学会論文誌D産業応用部門誌,社団法人電気学会,Vol.121, No.9, pp.956-963, 2001.09
(3) Noriaki Ando, Peter Korondi, Hideki Hashimoto, “Development of Micromanipulator and Haptic Interlace for Networked Micromanipulation”, IEEE/ASME Transactions on Mechatronics, Vol.6, No.4, pp.417-427, 2001.12
(4) Noriaki Ando, Masahiro Ohta, Kouhei Gonda, Hideki Hashimoto,“Workspace Analysis of Parallel Manipulator for Tele-Micromanipulation Systems”, Journal of Robotics and Mechatronics, Fuji Technology Press. Vol.3, No.5, pp.488-496, 2001.12
(5) Joo-Ho Lee, Hideki Hashimoto, “Intelligent Space-concept and contents”, Advanced Robotics, Vol.16, No.3, pp.265-280, 2002
(6) Joo-Ho Lee, Hashimoto Hashimoto, “Fuzzy Rule-Based Obstacle Avoidance Algorithm for Mobile Robots in Intelligent Space”. Machine Intelligence & Robotic Control, Vol.4, No.1, pp.27-34, 2002.03
(7) Joo-Ho Lee, Kazuyuki Morioka, Hideki Hashinroto, “Mobile Robot Control in Intelligent Space for People Support”, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol.14, No.4, pp.390-399, 2002.08
(8) 安藤慶昭,太田昌宏,Peter KORONDI, 橋本秀紀,“Haptic Interface を用いた微細作業システムの開発”,電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)Trans. IEE of Japan, 電気学会,Vol.122, No.8, pp.1341-1350, 2002.08
(9) Joo-Ho Lee, Hideki Hashimoto, “Controlling Mobile Robots In Distributed Intelligent Sensor Network”, IEEE Transactions on Industrial Electronics, Vol.50, No.5, 2003.10
(10) 森岡一幸,李 周浩,橋本秀紀,“知能化空間における人間追従ロボットの制御”,日本ロボット学会誌,Vol.22, No.1, 2004.01
(11) Kazuyuki Morioka, Joo-Ho Lee, Hideki Hashimoto, “Human-Following Mobile Robot In a Distributed Intelligent Sensor Network”, IEEE Transactions on Industrial Electronics, Vo.51, 2004
(12) Hideki HASHIMOTO, “Intelligent Space ? Interaction and Intelligence” to appear in the Journal “Artificial Life and Robotics”, Springer-Verlag Tokyo
研究制度
  • さきがけタイプ 「相互作用と賢さ」領域
研究報告資料
  • 橋本 秀紀. 分散配置されたデバイスと相互作用し賢くなる知的空間. 「さきがけタイプ」「相互作用と賢さ」 研究報告会講演要旨集(2000-2003),2003. p.15 - 32.

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