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遷移金属錯体触媒の精密組織化と応用

研究報告コード R070000026
整理番号 R070000026
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 澤村 正也
研究者所属機関
  • 北海道大学大学院理学研究科化学専攻
研究機関
  • 北海道大学大学院理学研究科化学専攻
報告名称 遷移金属錯体触媒の精密組織化と応用
報告概要 固体表面上での有機分子の自己組織化と単分子膜の形成は普遍性の高い自然現象である。この現象を利用した機能性表面の開発に関する研究は、現在様々な分野への広がりを見せている。遷移金属と有機配位子からなる分子触媒を固体表面上に組織化することにより、分子触媒の設計自在性・高選択性という特徴と固体触媒の高活性・回収利便性などの特徴を併せ持つ新形式の触媒を創製する新しい試みもすでに行われている。多金属中心による協同的触媒作用や分子認識などの表面効果による高選択性・高活性の発現に大きな期待が持たれる。しかし、このような研究はまだ始まったばかりで、有効性・一般性は、まだ十分に実証されていない。本研究者は、自己組織化に適した分子構造を持つ有機配位子を設計・合成し、これを利用して遷移金属錯体を固体表面上に原子レベルの精密さで組織化することにより、この新しい研究分野にブレイクスルーを起こすことができる考え、本研究プロジェクトを立案、実行した。
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研究分野
  • 遷移金属錯体一般
  • 触媒
関連発表論文 (1) A. Ochida, K. Hara, H. Ito, M. Sawamura, Nonvolatile Me3P-like P-Donor Ligand: Synthesis and Properties of 4-phenyl-1-phospha-4-silabicyclo[2.2.2]octane. Org. Lett., 5, 2671-2674 (2003).
(2) H. Ito, A. Watanabe, M. Sawamura, Versatile Dehydrogenative Alcohol Silylation Catalyzed by Cu(I)-Phosphine Complex, Org. Lett., 7, 1869-1871 (2005).
(3) H. Ito, K. Takagi, T. Miyahara, M. Sawamura, Gold(I)-Phosphine Catalyst for the Highly Chemoselective Dehydrogenative Silylation of Alcohols, Org. Lett., 7, 3001-3004 (2005).
(4) H. Ito, C. Kawakami, M. Sawamura, Copper-Catalyzed γ-Selective and Stereospecific Substitution Reaction of Allylic Carbonates with Diboron: Efficient Route to Chiral Allylboron Compounds, J. Am. Chem. Soc., 127, 16034-16035 (2005).
(5) K. Hara, R. Akiyama, M. Sawamura, Strong Counteranion Effects on the Catalytic Activity of Cationic Silicon Lewis Acids in Mukaiyama Aldol and Diels-Alder Reactions, Org. Lett., 7, 5621-5623 (2005).
(6) A. Ochida, S. Ito, T. Miyahara, H. Ito, M. Sawamura, Electronically Tunable Compact Trialkylphosphines: SMAPs Bridged Bicylic Phosphines, Chem. Lett., in press.
(7) 未来型分子触媒の創製、名古屋大学21世紀COE第2回有機化学若手研究会(招待講演)、2004年11月26-27日、名古屋
(8) シリコン表面への遷移金属錯体の組織化と触媒反応への応用、SORSTジョイントシンポジウム(2)進化する有機合成化学(招待講演)、20005年1月17-18日、東京
(9) シリコン表面へのビスオキサゾリン-パラジウム錯体の組織化とアルコール酸化反応への応用、ナノ超分子触媒の将来展望(招待講演)、2005年2月7-8日、大阪
(10) 銅および金による触媒反応の配位子制御、第38回有機金属若手の会 夏の学校(依頼講演)、2005年7月11-13日、山梨
(11) Monolayer of Palladium Complex on Silicon Surface:Efficient Catalyst for Aerobic Oxidation of Benzyiic Alcohols(原 賢二)、Symposium on Nanostructure Control at Solid Surfaces for the Construction of Nano-mdecular/Bio Devices(依頼講演)、2005年3月9-10日、札幌
(12) 単結晶シリコン表面を基盤とする単分子層触媒の開発(原 賢二)、分子研研究会 未来型分子触媒の創製(招待講演)、2005年12月6-7日、岡崎
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/合成と制御
研究報告資料
  • 澤村 正也. 遷移金属錯体触媒の精密組織化と応用. さきがけプログラム「合成と制御」領域 Ⅱ期研究者・研究報告書(研究期間2002-2005年), 2006. p.43 - 57.

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