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ガングリオシド会合蛋白質と脂質ラフトシグナリング

研究報告コード R070000100
整理番号 R070000100
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 笠原 浩二
研究者所属機関
  • 東京都臨床医学総合研究所
研究機関
  • 東京都臨床医学総合研究所
報告名称 ガングリオシド会合蛋白質と脂質ラフトシグナリング
報告概要 シアル酸を含むスフィンゴ糖脂質であるガングリオシドは脳の発生段階において組成が顕著に変化することが知られ、神経細胞分化に関わる可能性が示唆されてきた。しかし、機能がいまだに解明されておらず、ポストゲノム時代における重要な研究標的として残されている。私は独自にガングリオシドが細胞膜ミクロドメインにおいて神経細胞分化に関わるシグナル伝達分子と会合し、それを制御していることを見つけた。現在このスフィンゴ糖脂質ミクロドメインは脂質ラフトとも呼ばれ、生体内でシグナル伝達の中継点として働いていることが明らかになりつつあり、世界的に注目を集めている。本研究は、脳神経系におけるスフィンゴ糖脂質ミクロドメインの機能を明らかにすることを目的とする。
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研究分野
  • 生物学的機能
  • 細胞生理一般
関連発表論文 (1) Kasahara, K., Watanabe, Y., Yamamoto, T., and Sanai, Y. Association of src family tyrosine kinase Lyn with ganglioside GD3 in rat brain. Possible regulation of Lyn by glycosphingolipid in caveolae-like domains. J. Biol. Chem., 272 29947-29953, 1997
(2) Kasahara, K., Watanabe, K., Takeuchi, K., Kaneko, H., Oohira, A.,Yamamoto, T., and Sanai, Y. Involvement of gangliosides in GPI-anchored neuronal cell adhesion molecule TAG-1 signaling in lipid rafts. J. Biol. Chem., 275 34701-34709, 2000
(3) Kasahara, K., Watanabe, K., Kozutsumi, Y., Oohira, A., Yamamoto, T. and Sanai, Y. Association of GPI-anchored protein TAG-1 with src-family kinase Lyn in lipid rafts of cerebellar granule cells. Neurochemical Res. 27 823-829, 2002
(4) Yuyama K, Sekino-Suzuki N, Sanai Y and Kasahara K Lipid rafts in cellular signaling and disease. Trend.Glycosci.Glycotech. 15(83) 139-151 (2003)
(5) 鈴木直子、湯山耕平、佐内豊、笠屋浩二「神経系における脂質マイクロドメイン」蛋白質核酸酵素 49 2397-2403(2004)
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/タイムシグナルと制御研究領域
研究報告資料
  • 笠原 浩二. ガングリオシド会合蛋白質と脂質ラフトシグナリング. 2004年度 “タイムシグナルと制御”研究領域 報告会 要旨集 生命と時間 -新しい生命原理を求めて-, 2004. p.9 - 13.

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