TOP > 研究報告検索 > 大脳神経系前駆細胞の運命を制御するシグナル伝達

大脳神経系前駆細胞の運命を制御するシグナル伝達

研究報告コード R070000107
整理番号 R070000107
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 後藤 由季子
研究者所属機関
  • 東京大学分子細胞生物学研究所
研究機関
  • 東京大学分子細胞生物学研究所
報告名称 大脳神経系前駆細胞の運命を制御するシグナル伝達
報告概要 胎生期の大脳皮質において、神経幹細胞は自己複製期→ニューロン分化期→グリア分化期と、発生時期に従ってその運命を変化させる。分化のタイミングは非常に厳密に制御され、最終的な細胞の数を決定する重要な要因であるが、その制御メカニズムは未だ大部分が不明である。また細胞死も細胞の数(と質)を決定する重要な要因である。本さきがけ研究では、神経幹細胞の自己複製から分化に移行するタイミングおよび細胞死がいかなる分子メカニズムで制御されているかを明らかにし、大脳皮質という組織をモデル系に細胞の数と質が制御される機構を理解することを目的とした。
研究分野
  • 細胞生理一般
  • 中枢神経系
関連発表論文 (1) Oishi, K., Kamakura, S., Isazawa, Y., Yoshimatsu, T., Kuida, K,, Nakafuku, M., Masuyama, N. and Gotoh, Y. Notch promotes survival of neural precursor cells via mechanisms distinct from those regulating neurogenesis. Dev. Biol. In press (2004)
(2) Kamakura, S., Oishi, K., Yoshimatsu, T., Nakafuku, M., Masuyama, N. and Gotoh, Y. Hes binding to STAT3 mediates crosstalk between Notch and JAK-STAT signaling. Nat. Cell Biol. 6, 547-554. (2004)
(3) Tsuruta, F., Sunayama, J., Mori, Y., Shimizu, S., Tsujimoto, Y., Yoshioka, K., Masuyama, N. and Gotoh, Y. JNK promotes Bax translocation to mitochondria through phosphorylation of 14-3-3 proteins. EMBO J. 23, 1889-1899. (2004)
(4) Hirabayashi, Y., Itoh, Y., Tabata, H., Nakajima, K., Akiyama, T., Masuyama, N. and Gotoh, Y. The Wnt-beta-catenin pathway directs neuronal differentiation of cortical neural precursor cells. Development 131, 2791-2801. (2004)
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/タイムシグナルと制御研究領域
研究報告資料
  • 後藤 由季子. 大脳神経系前駆細胞の運命を制御するシグナル伝達. 2004年度 “タイムシグナルと制御”研究領域 報告会 要旨集 生命と時間 -新しい生命原理を求めて-, 2004. p.55 - 57.

PAGE TOP