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量子鍵を用いた次世代量子暗号プロトコル

研究報告コード R070000130
整理番号 R070000130
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 村尾 美緒
研究者所属機関
  • 東京大学大学院理学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院理学系研究科
報告名称 量子鍵を用いた次世代量子暗号プロトコル
報告概要 本研究では、多粒子間の量子もつれを用いて符号化した量子情報に注目し、多粒子間量子もつれと量子情報保全との関連の解析を行ないました。そして、量子もつれを暗号の資源(暗号鍵)として用いることによって量子情報の安全な通信を目指す、量子鍵を用いた次世代量子暗号プロトコルを探索しました。その結果、量子もつれと量子情報保全に関しては、遠隔操作量子情報抽出・遠隔操作量子情報破壊・非対称遠隔量子もつれ操作の条件を導出するとともに、無限次元系特有の量子もつれの性質を発見し、多粒子間量子もつれの距離的指標と局所量子状態判別との関連を見出しました。また、量子鍵プロトコル、遠隔量子情報制御スイッチプロトコル等の提案を行いました。
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研究分野
  • 符号理論
関連発表論文 (1) Owari Masaki, Keiji Matsumoto and Mio Murao, Entanglement convertibility for infinite dimensional pure bipartite states, Phys. Rev. A 70, 050301 (2004)
(2) M. Hayashi, D. Markham, M. Murao, M. Owari and S. Virmani, Bounds on Multipartite Entangled Orthogonal State Discrimination Using Local Operations and Classical Communication, Phys. Rev. Lett. 96, 040501 (2006).
(3) D. Markham, J. Anders, V. Vedral, M. Murao, Survival of entanglement in thermal states, quant-ph/0606103.
(4) Masaki Owari, Samuel L. Braunstein, Kae Nemoto, Mio Murao, ε-convertibility of entangled states and extension of Schmidt rank in infinite-dimensional systems, quant-ph/0609167
(5) Yoshiko Ogata and Mio Murao, Remote extraction and destruction of spread qubit information, in preparation.
(6) Mio Murao and Yoshiko Ogata, Mixed state asymmetric quantum information sharing, in preparation.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/量子と情報研究領域
研究報告資料
  • 村尾 美緒. 量子鍵を用いた次世代量子暗号プロトコル. 「量子と情報」研究領域 第1回研究終了報告会 要旨集, 2006. p.15 - 20.

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