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時空間制御光を用いた低次元物質のコヒーレントダイナミクス

研究報告コード R070000134
整理番号 R070000134
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 戸田 泰則
研究者所属機関
  • 北海道大学大学院工学研究科
研究機関
  • 北海道大学大学院工学研究科
報告名称 時空間制御光を用いた低次元物質のコヒーレントダイナミクス
報告概要 通常、固体中の電子(キャリア) コヒーレンスは熱浴となる格子との相互作用により擾乱を受ける。したがってキャリアのコヒーレント状態を用いる応用を考えるならば、格子との相互作用の小さい量子状態や物質を選ぶのが一般的である。本研究課題では全く逆のアプローチを試みた。すなわち電子-格子相互作用を積極的に利用した新しい量子状態制御の開拓を目的とした。強い電子-格子相互作用を有する物質系として、本講演では低次元導体を取り上げる。低次元導体では、電子系がフェルミ面でギャップを開いて安定化すると共に格子変形を伴った電荷密度波(CDW)を形成することが知られている。時空間制御光により、量子状態制御に向けたCDWのコヒーレントダイナミクスを明らかにした。
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研究分野
  • 量子光学一般
関連発表論文 (1) “Anomalous coherent phonon oscillations in the commensurate phase of the quasi-two-dimensioal IT-TaS2 compound”, Y. Toda, K. Tateishi, and S. Tanda, Physical Review B 70. (2004) 033106.
(2) “Coherent optical control of molecular motion using polarized sequential pulses”, K. Itoh, Y. Toda, R. Morita, and M.Yamashita, Japanese Journal of Applied Physics 43, (2004) 6448.
(3) “Selective excitation of self-assembled quantum dots by using shaped pulse”. Y. Toda, R. Morita, T. Nakaoka, M. Yamashita, T. Inoue, and Y. Arakawa, physica E 21, (2004) 180-183.
(4)“Two-phonton absorption and multiphoton-induced photoluminescence of bulk GaN excited below the middle of the bandgap”, Y. Toda, T. Matsubara, R. Morita, M. Yamashita, K. Hoshino, T. Someya and Y. Arakawa, Applied physics Letters, 42, (2003) 2458-2461.
(5)“Optical Characterization of In(Ga)As/GaAs Self-assembled Quantum Dots Using Near-Field Spectroscpy ”, Y. Toda and Y. Arakawa, Progress in Nano-Electro-Optics 1, M. Ohtsu Eds., Springer (2002) 83.
(6) “ナノオプティクス:ナノスケールの光物性”,斎木敏治、戸田泰則、ISBN4-274-19738-7オーム社(2004)
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/ナノと物性
研究報告資料
  • 戸田 泰則. 時空間制御光を用いた低次元物質のコヒーレントダイナミクス. さきがけライブ2004 ナノテクノロジー分野4領域合同研究報告会 ~ナノテクをさきがける~ 「ナノと物性」領域 講演要旨集(研究期間2001-2004), 2005. p.6 - 7.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 北海道大学, . 戸田 泰則, . 光入力方法、光入出力方法及び光入出力装置. 特開2004-258303. 2004-09-16
  • G02F   1/01     

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