TOP > 研究報告検索 > ナノ粒子とナノワイヤ BaTiO3ナノ粒子の化学合成とその結晶構造 新しい物性を目指して

ナノ粒子とナノワイヤ BaTiO3ナノ粒子の化学合成とその結晶構造 新しい物性を目指して

研究報告コード R990004051
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • CHO, W.-S.
  • 浜田 悦男
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 ナノ粒子とナノワイヤ BaTiO3ナノ粒子の化学合成とその結晶構造 新しい物性を目指して
報告概要 X線回折法,ラマン散乱分光法,高分解能透過型電子顕微鏡法,XPSを用いた,総合的な分析方法により、錯体重合法によって合成したチタン酸バリウム(BTO)微粒子のサイズ効果を明らかにし,本手法により、合成された超微粒子チタン酸バリウムは新しい光物性を発言することを見出した。超微粒子BTOは,バリウムとチタンとのクエン酸錯体とエチレングリコールとの間のエステル反応によって得られる有機前駆体を600度で熱処理して作製した。超微粒子BTOの粒径は20 nmで,X線回折では立方晶の結晶構造を示す,BTOの相転移において最も重要である酸素変位に敏感なラマン散乱では,従来の研究報告よりはるかに小さい粒径でも正方晶(強誘電相)の結晶構造が維持されることが分かった(図1)。有機前駆体を熱処理して得た超微粒子BTOには従来知られていなかった(111)ナノ双晶が存在することを明らかにした。ナノ結晶に寄因して、超微粒子BTOは触媒作用と発光特性を示した(図2)。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R990004051_01SUM.gif R990004051_02SUM.gif
研究分野
  • 顕微鏡法
  • 金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造
  • 強誘電体,反強誘電体,強弾性
  • 金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル
  • 第4族,第5族元素の錯体
  • 発光素子
関連発表論文 (1)Cho, W.-S.; Hamada, E.; Takayanagi, K.; Stacking faults in BaTiO3 particles synthesized from organic precursor. J. Appl. Phys. 81, 1997, 3000-3002.
(2)Hamada, E.; Cho, W.-S.; Takayanagi, K.; Nanotwins in BaTiO3. Phil. Mag. A. 77, 1998, 1301-1308.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、高柳粒子表面プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • CHO, W.-S.,浜田 悦男. ナノ粒子とナノワイヤ BaTiO3ナノ粒子の化学合成とその結晶構造 新しい物性を目指して. 創造科学技術推進事業 高柳粒子表面プロジェクト シンポジウム概要集(研究期間:1994-1999),1999. p.71 - 72.

PAGE TOP