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膜輸送分子Protrudinによる神経突起形成機構の解明と神経再生への応用

研究報告コード R070000187
整理番号 R070000187
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 白根 道子
研究者所属機関
報告名称 膜輸送分子Protrudinによる神経突起形成機構の解明と神経再生への応用
報告概要 脳の複雑な働きを担っている神経細胞は、情報ネットワークを身体中に張り巡らせるために、神経突起と呼ばれる突起を有している。神経変性疾患や、脳虚血・脳挫傷・脊髄損傷といった神経損傷において、神経再生の為に神経突起形成の分子機構を解明することは重要な問題である。私は中枢神経系に高発現している膜シャペロンFKBP38に結合する新規タンパク質protrudinを同定し、その神経突起形成能を見出した。本研究課題においては、protrudinによる神経突起形成のメカニズムを解明し、更に神経再生への応用を目指すことを目的とした。
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研究分野
  • 細胞膜の輸送
  • 細胞生理一般
関連発表論文 (1) Wang, H. Q., Nakaya, Y., Du, Z., Yamane, T., Shirane, M., Kudo, T., Takeda, M., Takebayashi, K., Noda, Y., Nakayama, K, I., Nishimura, M.: Interaction of presenilins with FKBP38 promotes apoptosisi by reducing mitochondrial Bcl-2. Hum. Mol. Genet. 14: 1889-1902, 2005
(2) Shirane, M., and Nakayama,K,-i.: Protrudin induces neurite formation by directional membrane trafficking. Science 314: 818-821, 2006.
(3) 白根 道子、中山 敬一:膜輸送制御タンパク質Protrudinによる神経突起の形成機構、実験医学 Current topics: Vol. 25, No.2,2007
(4) 白根 道子、中山 敬一:細胞膜の輸送調製による細胞の形づくり:神経突起形成のメカニズム,細胞工学 Hot press: Vol. 26, No.1, 2007
(5) 白根 道子、中山 敬一:「HeLa細胞に神経突起が???」,細胞工学 一枚の写真館:Vol. 26, No.1, 2007
(6) Shirane, M., and Nakayama, K.-i.:FYVE-domain protain Protrudin induces nurite extension, The 3rd Japanese Biochemical Society Biofrontier Symposium, 2004
(7) Shirane, M., and Nakayama, K.-i.:FYVE-domain protain Protrudin induces nurite extension by membrance traffic, 第27回日本分子生物学会大会,2004
(8) Shirane, M., and Nakayama, K.-i.: Protrudin-Rab 11 system regulates directional membrane traffic to induce neurite formation, 1st. International Symposium of Institutes Network, 2005
(9) Shirane, M., and Nakayama, K.-i.: Protrudin induces neurite extension by regulating post-Golgi membrane traffic, 第78回日本生化学会大会, 2005
(10) 白根 道子、中山 敬一:Protrudinによる神経突起伸長はRabおよびMAPKによって制御されている,第28回日本分子生物学会大会, 2005
(11) Shirane, M., and Nakayama, K.-i.: Inhibition of Rab 11 by Protrudin induces directional membrane transport and neurite forrnation, 20th. IUBMB, 2006
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/情報と細胞機能
研究報告資料
  • 白根 道子. 膜輸送分子Protrudinによる神経突起形成機構の解明と神経再生への応用. 個人型研究さきがけタイプ 「情報と細胞機能」領域 研究報告会 講演要旨集 第3期研究者(研究期間2003-2006), 2007. p.7 - 9.

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