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oxidative protein folding に関わる細胞因子の構造機能解明とその工学的利用

研究報告コード R070000201
整理番号 R070000201
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 稲葉 謙次
研究者所属機関
  • 京都大学ウイルス研究所
研究機関
  • 京都大学ウイルス研究所
報告名称 oxidative protein folding に関わる細胞因子の構造機能解明とその工学的利用
報告概要 ジスルフィド結合の形成は、多くの分泌蛋白質や細胞表層蛋白質が安定な立体構造をとり、機能を発現する上で極めて重要です。細胞内には蛋白質ジスルフィド結合を効率よく導入するためのシステムが備わっており、大腸菌の場合、そのシステムはDsbA (可溶性酵素)、DsbB (膜蛋白質)、そして呼吸鎖成分であるユビキノン分子によって構成されています。蛋白質がジスルフィド結合を形成することで生じた2つの電子はまずDsbAが受け取り、その後DsbBを介してユビキノン分子に渡されます。私はこの一連の電子の流れにおいて、途中(DsbA-DsbBの間で) 酸化還元電位が逆転していることを発見しました。また、DsbA 再酸化反応中にユビキノンが活性化し(淡黄色から強い赤紫色へ変色する) 、これが反応を駆動する上で重要な意味をもつことを明らかにしました。さらに、DsbA-DsbB-ユビキノン三者複合体のX線結晶構造解析にも取り組み、現段階で最大分解能:4.2Å、空間群:C2221、格子定数:a=69.6Å、b=105.0Å、c=238.2Åをもつ結晶が得られるに至ってます。
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研究分野
  • 生物学的機能
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/たんぱく質関連領域
研究報告資料
  • 稲葉 謙次. oxidative protein folding に関わる細胞因子の構造機能解明とその工学的利用. 2004年度“たんぱく質関連領域”合同シンポジウム 要旨集 「生体分子の形と機能」, 2004. p.101 - 104.

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