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誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.3 光誘起による貴金属イオンの還元と結晶化

研究報告コード R990004058
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 近藤 裕己
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.3 光誘起による貴金属イオンの還元と結晶化
報告概要 ガラスが光と反応して変化する例として,UV感光ガラスがあるが,ガラスの吸収に対して非共鳴な波長(400nm,630nm,800nm)の短パルスレーザ光を集光して集光点でのエネルギー密度を高くすれば,非共鳴な波長の光であっても多光子反応によって,酸化還元反応を起こし,集光点でのみ金属コロイドを析出させ,これを核に結晶化できる可能性がある。UV光以外の非共鳴な波長でもAg+イオンの還元反応を引き起こすことができるか調べるために,フェムト秒レーザ(パルス幅:120~160fsec)を用いた実験を行った。UV光の場合に増感作用のあるCe3+イオンが,非共鳴波長においても増感効果を有するか調べ,非共鳴波長でのAg+イオンの還元反応メカニズムに関して考察を行った。Au+イオンについても同様の還元反応が起きることを確かめている。この反応を利用すれば,UV光では不可能なガラス内部の望む所に選択的に反応を引き起こすことができる。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 分子と光子の相互作用
  • 固相転移
  • 無機化合物のルミネセンス
  • 光化学反応
  • ガラスの性質・分析・試験
関連発表論文 (1)Y. Kondo, T. Suzuki, H. Inouye, K. Miura, T. Mitsuyu and K. Hirao, Jpn. J. Appl. Phys. 37 (1998) L94.
(2)Y. Kondo, K. Miura, T. Suzuki, H. Inouye, T. Mitsuyu and K. Hirao, J. Non-Cryst. Solids 253 (1999)143.
(3)Y.Kondo, J. Qiu, T. Mitsuya, K. Hirano and T. Yoko, Jpn. J. Appl. Phys.38. (1999) L1146
(4)Y.Kondo, H. Inouye, S. Fujiwara, T. Suzuki, T. Mitsuya, T. Yoko and K.Hirano, J. Appl. Phys. (2000) in press
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 近藤 裕己. 誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.5 Geドープ石英ガラスの光ポーリング. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.14 - 20.

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