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誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.5 Geドープ石英ガラスの光ポーリング

研究報告コード R990004059
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 司 金海
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.5 Geドープ石英ガラスの光ポーリング
報告概要 ガラスは反転対称性を有するため,原理的に二次非線形光学効果は出現しないが,光ファイバにωと2ωの光を同時に照射すると,変換効率が最大約6%ものSHG光が発生することが報告されている。ω光と2ω光によって,GeO2-SiO2ガラスにdc電場が誘起され,二次非線形光学効果はdc電場とω光によるガラスの三次非線形相互作用の結果生じると考えられている。この光誘起dc電場の形成メカニズムを解明することを目的とした。fsレーザとnsレーザをそれぞれ用いて,GeO2-SiO2バルクガラスの光ポーリングを行い,光ポーリング前後ガラスの差スペクトルの測定を行った。その結果,光ポーリングに伴い,光化学反応(GeO4+BO→GEC-(GeO4+e)+STH+,GEC-→GeE´+NBO-)が発生したことが分かった。dc電場形成は,光の励起でバンド遷移によるGEC(Ge electron center)欠陥形成に起因することが分かった。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 非線形光学
  • 光伝導,光起電力
  • 光化学反応
  • ガラスの性質・分析・試験
関連発表論文 (1)J. Si, K. Kitaoka, J. Qiu, T. Mitsuyu, and K. Hirao, Opt. Lett. 24 (1999) 911.
(2)J. Si, K. Kitaoka, T. Mitsuyu, and K. Hirao, Appl. Phys. Lett. 75 (1999) 307.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 司金海. 誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.5 Geドープ石英ガラスの光ポーリング. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.24 - 26.

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