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点欠陥の秩序の対称性原理による特異なmultiscale現象

研究報告コード R070000246
整理番号 R070000246
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 任 暁兵
研究者所属機関
報告名称 点欠陥の秩序の対称性原理による特異なmultiscale現象
報告概要 空孔や添加元素などの点欠陥は全ての機能材料に存在し、物性と機能特性に大きな影響を与えることが良く知られている。これまでの研究では、点欠陥が殆どランダムに(無秩序的に)分布していると仮定し、点欠陥の平均効果しか考えていない。最近、我々は点欠陥のナノ秩序(ナノスケールでの規則配列)について、普遍的な対称性原理を仮説として提唱した。この新原理により、マルテンサイト合金や強誘電体において特異なmultiscale現象の存在が予言された。具体的には、点欠陥の秩序と結晶対称性の相互作用によって、原子・ナノスケールにおける短範囲規則度の対称性変化、微小格子変形、メゾスケールにおけるドメインの記憶効果、マクロスケールにおける2方向形状記憶効果、巨大圧電効果など特異な効果の存在が予言できる。このように、この新しい原理による新物性発見の可能性については未開拓である。この原理により予言される新物性は幅広い応用の可能性を秘めている。本研究では、点欠陥の秩序に関する普遍な対称性原理(仮説)を実験的かつ理論的に証明すると共に、この新しい原理に基いて、金属材料と強誘電体を調べ、点欠陥による特異なmultiscale現象及びそれに起因した新しい物性を探索・解明することを目的とする。更に、本研究では、これらの新物性を利用して、新機能材料及び新マイクロアクチュエータやデバイスなどの創出の可能性も提案する。
画像

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研究分野
  • 格子欠陥一般
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/秩序と物性
研究報告資料
  • 任 暁兵. 点欠陥の秩序の対称性原理による特異なmultiscale現象. さきがけライブ2004 ナノテクノロジー分野合同研究報告会 「秩序と物性」領域 講演要旨集(研究期間:2001-2004), 2005. p.10 - 15.

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