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誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.7 色素分散無機ガラスの光ポーリング

研究報告コード R990004061
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 北岡 賢治
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.7 色素分散無機ガラスの光ポーリング
報告概要 安定な光誘起二次非線形性を得るために,高い非線形分極率を示す色素を無機のマトリックスに安定的に固定することを狙いとした。ゾル-ゲル法によりアゾ色素分散シリカ薄膜及びアゾ色素分散フェニル-シリカ-ハイブリッド薄膜の作成を行い,加熱しながらの光ポーリングの検討を行った。熱分析,光誘起二次非線形性の緩和,光吸収スペクトル,屈折率変化の測定結果から,硬いシリカマトリックスが二次非線形性の緩和を抑制することが分かった。また,SHGの光吸収による減衰を防ぐために,アゾ色素の吸収が存在しない波長での新しい光ポーリングの検討を行った。尖頭値の高いフェムト秒レーザの多光子過程とアゾ色素の光異性化反応を利用することにより,色素の透明領域の波長でも,数十秒から数分間の極めて短い時間で光ポーリングを行うことができることを見いだした。これらの技術は色素ドープガラス薄膜の光導波路素子の実用化に繋がるものと考えられる。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 非線形光学
  • 光導波路,光ファイバ,繊維光学
  • 分子の電気的・磁気的性質
  • 光伝導,光起電力
  • ガラスの性質・分析・試験
関連発表論文 (1)K. Kitaoka, J. Si, T. Mitsuyu and K. Hirao, J. Ceram. Soc. Jpn, 107 (1999) 522.
(2)K. Kitaoka, J. Si, T. Mitsuyu and K. Hirao, Appl. Phys. Lett. 75 (1999) 157.
(3)K. Kitaoka, N. Matsuoka, J. Si, T. Mitsuyu ando K. Hirano, Jpn. J. Appl. Phys. Pt. 2, No9A/B, 38 (1999) 1029.
(4)K. Kitaoka, J. Si, T. Mitsuyu and K. Hirano, Jpn. J. Appl. Phys. Pt. 2, No4B, 39 (2000) 363.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 北岡 賢治. 誘起構造をつくる 1 超短パルスレーザーにより永続的な誘起構造をつくる 1.7 色素分散無機ガラスの光ポーリング. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.30 - 34.

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