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磁気・電気分極が共存する複合分極金属錯体の創製と新機能

研究報告コード R070000268
整理番号 R070000268
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 大越 慎一
研究者所属機関
  • 東京大学大学院工学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院工学系研究科
報告名称 磁気・電気分極が共存する複合分極金属錯体の創製と新機能
報告概要 本研究では、結晶構造や次元性を自由に設計できる優れた特性を有する金属錯体をベースに、磁気モーメントと電気モーメントの相互作用から発現する新たな物性を探索することを目的に研究を行った。磁気分極には常磁性金属イオンを用い、電気分極は結晶構造の非反転対称性を制御することにより導入を試みた。また、このような複合分極金属錯体では、新規な磁気特性や誘電特性に加えて、磁場、電場などに対して特異な応答を示す可能性があるので、物理的・化学的外場効果の検討を行なった。材料として、多種のシアノ架橋型金属錯体磁性体を合成し、その磁気物性、電気物性および光学物性に関して研究を行った。また、得られた知見をベースに金属酸化物などにも展開し、新規な機能性物質の創製を行った。
画像

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研究分野
  • 無機化合物の磁性
  • 非線形光学
関連発表論文 (1) S. Ohkoshi, K. Arai, Y. Sato, and K. Hashimoto, “Humidity-induced magnetization and magnetic pole inversion in a cyano-bridged metal assembly” Nature Materials, 3, 857 (2004).
(2) T. Nuida, T. Matsuda, H. Tokoro, S. Sakurai, K. Hashimoto, and S. Ohkoshi, “Nonlinear Magnetooptical Effects Caused by Piezoelectric Ferromagnetism in F4 3m-type Prussian Blue Analogues” J. Am. Chem. Soc., 127, 11604 (2005).
(3) S. Ohkoshi, H. Tokoro, T. Hozumi, Y. Zhang, K. Hashimoto, C. Mothoniere, I. Bord, G. Rombaut, M. Verelst, C. C. Moulin, F. Villan, “Photoinduced Magnetization in Copper Octacyanomolybdate” J. Am. Chem. Soc., 128, 270 (2006).
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/秩序と物性,ナノと物性,光と制御
研究報告資料
  • 大越 慎一. 磁気・電気分極が共存する複合分極金属錯体の創製と新機能. ナノテクノロジー分野3領域合同研究報告会 講演要旨集 「秩序と物性」「ナノと物性」「光と制御」領域 (研究期間:2002-2005), 2006 . p.36 - 37.

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