TOP > 研究報告検索 > 高分子発光材料の高次構造と光特性

高分子発光材料の高次構造と光特性

研究報告コード R070000276
整理番号 R070000276
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 梶 弘典
研究者所属機関
  • 京都大学化学研究所
研究機関
  • 京都大学化学研究所
報告名称 高分子発光材料の高次構造と光特性
報告概要 有機EL素子は、自発光型ディスプレイおよび照明への利用が期待されているが、その実用化のためには、素子のさらなる長寿命化、高輝度比が必須である。そのような高性能化を達成するためには、素子中の有機材料の局所構造を精密に解析すること、また、その結果明らかとなった構造と発光・電荷輸送特性との相関を明らかにし、有機EL材料・素子の設計指針を得ることが必要である。しかし、育機EL素子では有機材料が非晶状態で用いられており、これまでその精密な解析が困難であった。本さきがけ研究では、我々がこれまでに構築してきた、非晶材料の構造・ダイナミクス解析が可能な種々の固体NMR法を活用し、有機EL材料の精密解析を行うことによりその基礎的知見を得ること、また、分子レベルの微視的詳細と巨視的特性との明確な相関を得ることを目的とした。また、素子劣化の解析は極めて重要であり、その解析も手がけた。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R070000276_01SUM.gif R070000276_02SUM.gif R070000276_03SUM.gif R070000276_04SUM.gif
研究分野
  • 高分子固体の物理的性質
  • 有機化合物のNMR
関連発表論文 (1) H. Kaji, Y. Kusaka, G. Onoyama, and F. Horii,“CP/MAS 13C NMR Characterization of the Isomeric States and Intermolecular Packing in Tris(8-hydroxyquinoline) Aluminum(III)(Alq3,”J. Am. Chem. Soc., in revision.
(2) H. Kaji, Y. Kusaka, G. Onoyama, and F. Horii,“Relation between Light -Emitting Properties and Different Isomers in Polymorphs of Tris(8-hydroquinoline) Aluminum(III) (Alq3) Analyzed by Solid-State 27Al NMR and DFT Calculations,”Jpn. J. Appl. Phys., 44 (2005) 3706-3711.
(3) H. Kaji, T. Yamada, N. Tsukamoto, and F. Horii,“A combined experimental and theoretical studuy of the conformation of N,N'-diphenyl-N,N'-di(m-tolyl)benzidine (TPD) using solid-state 15N NMR and DFT calculations”, Chem. Phys. Lett., 401 (2005) 246-253.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/秩序と物性,ナノと物性,光と制御
研究報告資料
  • 梶 弘典. 高分子発光材料の高次構造と光特性. ナノテクノロジー分野3領域合同研究報告会 講演要旨集 「秩序と物性」「ナノと物性」「光と制御」領域 (研究期間:2002-2005), 2006 . p.54 - 55.

PAGE TOP