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π共役系高分子の完全配向制御と光・電子デバイスへの展開

研究報告コード R070000278
整理番号 R070000278
掲載日 2008年4月11日
研究者
  • 村田 英幸
研究者所属機関
  • 北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科
研究機関
  • 北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科
報告名称 π共役系高分子の完全配向制御と光・電子デバイスへの展開
報告概要 有機分子の示す機能性は分子内で非局在化したπ電子の電場応答に由来し、共役連鎖長の増加と共に増大する。従って分子鎖に沿って一次元的に非局在化したπ電子を持つ共役系高分子は、低分子材料に比べさらに優れた機能性が期待される。ところが現実には、共役系高分子の分子構造から予想されるような優れた特性をマクロな材料物性やデバイス特性として実現した例はほとんど報告されていない。この理由として、通常の溶液重合で得られる共役系高分子の場合には、薄膜中での分子鎖の配向や配列といった秩序構造制御がなされていないことが挙げられる。すなわち薄膜中で伸びきり分子鎖が達成されていないために分子鎖上でπ電子の非局在化が十分に実現されていないと考えられる。従って秩序構造の制御が可能な共役系高分子の薄膜作成法を開発することが、共役系高分子を用いた電子デバイスを応用展開する上では非常に重要な課題と考えられる。本研究ではπ共役系高分子の新しい薄膜作成法を検討することによって、π共役連鎖が十分に伸びた共役系高分子材料の創製を目指した。また、得られた高分子薄膜の電子デバイスへの展開として有機EL素子への応用を検討した。
画像

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研究分野
  • 高分子固体の物理的性質
  • 固体デバイス材料
関連発表論文 (1) S. Khodabakhsh, D. Poplavskyy, S. Heutz, D.D.C. Bradley, H. Murata, T.S. Jones "Using self-assembling dipole molecules to improve hole injection in conjugated polymers" Adv. Func. Mater. 14, 1205 (2004).
(2) S-A Leung, T. Tojo, H. Murata, "Characterisation of Organic Field-Effect Transistor by Scanning Raman Spectroscopy" Jpn. J. Appl. Phys. 44, 3733-3739 (2005).
(3) Hideyuki Murata "Organic Electronics Goes For Silicon Technology" The 4th International Conference on Active Matrix Liquid Crystal Display (AM-LCD04) August 25, 2004 (Tokyo Japan)
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/秩序と物性,ナノと物性,光と制御
研究報告資料
  • 村田 英幸. π共役系高分子の完全配向制御と光・電子デバイスへの展開. ナノテクノロジー分野3領域合同研究報告会 講演要旨集 「秩序と物性」「ナノと物性」「光と制御」領域 (研究期間:2002-2005), 2006 . p.58 - 59.

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