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誘起構造をつくる 2 超短パルスレーザーにより原子変位を誘起させる 2.3 コヒーレントフォノンによる相転移誘起への試み

研究報告コード R990004064
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 田中 耕一郎
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造をつくる 2 超短パルスレーザーにより原子変位を誘起させる 2.3 コヒーレントフォノンによる相転移誘起への試み
報告概要 典型的な変位型強誘電体として知られるチタン酸バリウムにおいて,フェムト秒レーザパルスによるコーレントフォノン生成を試みた。この系では,相転移点近傍で相転移関与するフォノン(ソフトモード)が生成することによって,局所的に相転移を誘起することが期待される。これが実現されれば,各点各点にある向きの強誘電相(分域)を記録することが可能となり,磁気によらない「強誘電メモリ」への道が開けることになる。試料には圧力ポーリング及び電場ポーリングにより単一分域か処理したチタン酸バリウム結晶を用いた。Fig.1に常温における四光波混合光強度の遅延時間依存性を,Fig.2に,300フェムト秒以降の信号をフーリエ変換することによって得たパワースペクトルを,Fig.3に,四光波混合光の速い時間応答成分強度の温度依存性を示した。この系においてAigモードのコーレントフォノンの生成が確認された。また,転移点近傍において非線形光学過程の効率が増大することもわかった。相転移誘,相転移点近傍で四光波混合の時間応答の実験が急務である。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 非線形光学
  • 結晶中のフォノン・格子振動
  • 固相転移
  • 強誘電体,反強誘電体,強弾性
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 田中 耕一郎. 誘起構造をつくる 2 超短パルスレーザーにより原子変位を誘起させる 2.3 コヒーレントフォノンによる相転移誘起への試み. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.43 - 45.

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