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自己集合性動的分子システムの開発

研究報告コード R090000010
掲載日 2009年2月20日
研究者
  • 平岡 秀一
研究者所属機関
  • 東京大学 大学院理学系研究科
報告名称 自己集合性動的分子システムの開発
報告概要 金属錯体は金属イオンのもつ多様な配位構造や特異な電子構造から、機能性分子の宝庫と言えるが、金属イオンのもつ多くの特性の中から目的とする機能を引き出すためには、適切な金属イオンの選択のみならず、金属イオンの機能発現場として働く金属配位子の設計が重要となる。本研究では金属イオンの動的特性を引き出すための新規多座配位子として、金属錯体の構造情報に加え動的特性をプログラムしたディスク状多座配位子をデザインし、金属錯体型の分子運動素子(ローター・トランスミッター・ローター)や構造変換が可能な動的ナノカプセル錯体の開発に成功した。さらに、Ti(IV)-カテコラト錯体における新しい動的化学を見出した。また、歯車状の両親媒性分子による一義的なナノカプセルの構築を達成し、配位結合にとらわれずあらゆる結合様式を駆使した動的自己集合体の開発に挑戦した。
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関連発表論文 1. S. Hiraoka, E. Okuno, T. Tanaka, M. Shiro. and M. Shionoya J. Am. Chem. Soc. 130, 9089(2008).
2. S. Hiraoka, Y. Hisanaga. M. Shiro, and M・Shionoya in preparation.
3. K. Harano, S. Hiraoka, and M. Shionoya J. Am. Chem. Soc. 129, 5300(2007).
4. S. Hiraoka, K. Harano, M. Shiro, Y. Ozawa, N. Yasuda, K. Toriumi, and M.Shionoya Angew. Chem. Int. Ed. 45. 6488(2006).
5. S. Hiraoka, M. Kiyokawa, and M. Shionoya submitted for publication.
6. S. Hiraoka, Y. Yamauchi, R. Arakane. and M. Shionoya in preparation.
7. S. Hiraoka, Y, Sakata. and M. Shionoya J. Am. Chem. Soc. 130, 10058(2008).
8. Y. Sakata, S. Hiraoka, and M. Shionoya in preparation.
9. S. Hiraoka, K. Harano, M. Shiro, and M. Shionoya J. Am. Chem. Soc. 130, 14368(2008).
10. S. Hiraoka, T. Nakamura, and M. Shionoya submitted for pubIication.
11. S. Hiraoka, K. Harano, M. Shiro, and M. Shionoya submitted for publication.
12. S. Hiraoka, T. Tanaka. and M. Shionoya J. Am. Chem. Soc. 128, 13038(2006).
13. S. Hiraoka, M. Goda, and M. Shionoya submitted for publication.
14. S. Hiraoka, S. Miyake, M. Shiro, and M. Shionoya in preparation.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/構造制御と機能
研究報告資料
  • 平岡 秀一. 自己集合性動的分子システムの開発. さきがけ「構造制御と機能」研究領域 平成20年度成果報告会 ~ナノサイエンスを舞台とする若き分子科学者達の挑戦~  講演要旨集. p.19 - 20.

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