TOP > 研究報告検索 > 誘起構造をつくる 3 超短パルスレーザーにより超高速で電子構造を誘起させる 3.5 カスケード非線形光学効果による光スイッチ

誘起構造をつくる 3 超短パルスレーザーにより超高速で電子構造を誘起させる 3.5 カスケード非線形光学効果による光スイッチ

研究報告コード R990004067
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 藤原 誠司
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造をつくる 3 超短パルスレーザーにより超高速で電子構造を誘起させる 3.5 カスケード非線形光学効果による光スイッチ
報告概要 非線形光学結晶BBO(β-BaB2O4)の二次非線形光学特性に着目した。BOXCARS配置縮退四光波混合(DFWM)測定を行い,信号強度,応答速度の評価を行った。CS2と比較して1桁大きなDEWM信号が得られ,また,高速な応答が得られた。この信号光は,SHG光に対し位相整合が成り立つ時のみ観測可能であり,結晶角度に依存することが確認できた。これはBBO結晶という二次非線形光学定数の大きな試料を用いることにより,二次非線形光学過程を2度使うカスケード過程(ω+ω→2ω,2ω-ω→ω)で,より大きな実効的三次非線形光学効果が得られたことによるものと推測した。BBO結晶は,吸収端が193nmであるので,広い波長範囲で非共鳴領域が得られ高速応答を可能にしている。ガラスのような安価で加工性が高く屈折率分散を調製しやすい試料において,カスケード効果の利用が行うことが可能であれば,高効率かつ高速応答可能な光スイッチの実現可能となる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R990004067_01SUM.gif R990004067_02SUM.gif R990004067_03SUM.gif
研究分野
  • 光の屈折,反射,分散,偏向,吸収,透過
  • レーザの応用
  • 非線形光学
  • 光伝送素子
  • 誘電体一般
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 藤原 誠司. 誘起構造をつくる 3 超短パルスレーザーにより超高速で電子構造を誘起させる 3.5 カスケード非線形光学効果による光スイッチ. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.61 - 64.

PAGE TOP