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フェムト秒時空間画像計測システムの創成

研究報告コード R090000014
掲載日 2009年3月6日
研究者
  • 粟辻 安浩
研究者所属機関
  • 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科
報告名称 フェムト秒時空間画像計測システムの創成
報告概要 自然科学において時間発展する現象の解明・理解はより短い時間の領域に興味が移っていき、現在はフェムト秒という超高速領域に最先端の注目が集められ、世界的に多くの研究機関で精力的に研究が進められている。これらの研究の殆どが、単にエネルギーのみや分光スペクトルの超高速時間発展を計測しているのみであり、超高速現象の画像情報を記録・撮影できるシステムは世界的に類がない。フェムト秒という極短時間領域で進展する超高速現象を観察することができれば、物理学,化学,生物学などの自然科学における未知の現象の解明ができる。人間が物事を観察することには大きな価値がある。例えば、空間における微小領域を観察する技術として電子顕微鏡がある。現在のナノテクノロジー,ライフサイエンスの発展は電子顕微鏡による観察技術の賜物である。時間領域における微小領域すなわち極短時間の世界を観察できれば、極短時間の超高速技術の創成と発展に不可欠な技術であると考えられる。そこで、本研究では、Light-in-flightホログラフィを用いてフェムト秒時間領域で進展する現象を動画像として記録・観察できるシステムを創成し、さらにそのシステムを高速現象の時間発展特性の計測への応用を試みる。
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関連発表論文 ・Y.Awatsuji, M.Sasada, A.Fujii, and T.Kubota, "Scheme to improve the reconstructed image in parallel quasi-phase-shifting digital holography," Applied Optics 45,pp.968-974(2006).
・T.Takaoka, N.Kawano, Y.Awatsuji, and T.Kubota, "Design of a reflective aspherical surface of a compact beam-shaping device," Optical Review l3,pp.77-86(2006).
・Y.Awatsuji, A.Fujii, T.Kubota, and O.Matoba, "Parallel three-step phase-shifting digital holography," Applied Optics 45,pp.2995-3002(2006).
・T.Kubota, K.Komai, M.Yamagiwa, and Y.Awatsuji, "Moving picture recording and observation of three-dimensional image of femtosecond light pulse propagation," Optics Express 15,pp.14348-14354(2007).
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/構造機能と計測分析
研究報告資料
  • 粟辻 安浩. フェムト秒時空間画像計測システムの創成. さきがけ 3領域合同研究報告会 講演要旨集「構造機能と計測分析」. p.1 - 4.

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