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新規時計関連タンパク質の探索法の開発

研究報告コード R090000017
掲載日 2009年3月6日
研究者
  • 今西 未来
研究者所属機関
  • 京都大学 化学研究所
報告名称 新規時計関連タンパク質の探索法の開発
報告概要 一日約24時間という概日リズム(生物時計)の発振を司るタンパク質は時計タンパク質とよばれ、それらの遺伝子発現自体がフィードバック制御によって約24時間周期のリズムを形成していることが知られている。これまでに、遺伝学的な手法によって、種々の時計タンパク質が発見されてきたものの、リズム形成のメカニズムは不明な点が多く、関与するタンパク質やプロモーター上のエレメントに関する知見を得ることが重要な鍵をにぎる。私は、リズム形成に関わる要因を探索するために、ゲノムDNAに作用し、時計遺伝子の発現リズムに摂動を与えることのできる人工DNA結合タンパク質を、新しい分子ツールとして利用できないかと考えた。そこで、代表的な転写因子のDNA結合モチーフとして知られるCys2-His2型ジンクフィンガーモチーフをもとに、様々な遺伝子配列に結合しうる人工DNA結合タンパク質および転写因子を作製し、人工ジンクフィンガータンパク質(転写因子)を用いた時計遺伝子発現リズムの調節、および調節因子探索技術の確立を目指した。
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関連発表論文 ・Yan, W., Imanishi, M., Futaki, S., and Sugiura, Y. "Alpha-Helical Linker of an Artificial 6-Zinc Finger Peptide Contributes to Selective DNA Binding to a Discontinuous Recognition Sequence", Biochemistry, 46, 8517-8524(2007)
・Morisaki, T., Imanishi, M., Futaki, S., and Sugiura, Y. "Rapid Transcriptional Activity in Vivo and Slow DNA Binding in Vitro by an Artificial Multi-Zinc Finger Protein", Biochemistry, 47, 10171-10177(2008)
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/構造機能と計測分析
研究報告資料
  • 今西 未来. 新規時計関連タンパク質の探索法の開発. さきがけ 3領域合同研究報告会 講演要旨集「構造機能と計測分析」. p.13 - 16.

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