TOP > 研究報告検索 > インフルエンザウィルスを計測・除去可能な「スーパー抗体酵素」

インフルエンザウィルスを計測・除去可能な「スーパー抗体酵素」

研究報告コード R090000019
掲載日 2009年3月6日
研究者
  • 一二三 恵美
研究者所属機関
  • 大分大学 先端医工学研究センター
報告名称 インフルエンザウィルスを計測・除去可能な「スーパー抗体酵素」
報告概要 「スーパー抗体酵素」は狙ったタンパク質を希望通り破壊できる特徴を有している。本研究ではインフルエンザウィルスを標的とし、免疫工学、タンパク質工学、遺伝子工学的手法を駆使することにより、同ウィルスを特異的かつ容易に計測・除去できる性能をもつ「スーパー抗体酵素」を創製する。本研究の成果は同ウィルスを定量可能な計測機器開発へと結びつき、大気中の同ウィルスを正確に測定することで感染予防へと繋がる。具体的にはインフルエンザウィルス構成タンパク質として、感染時に主要な役割を担うHemagglutinin(HA)を標的とする。特徴として、これまで大流行を繰り返している、あるいは大流行が予測されるA型インフルエンザウィルスのHAに焦点を当て、A型のHA全てに反応する特徴のある抗体の作製を行い、その中から抗原を破壊できる「スーパー抗体酵素」を取得する。続いて「スーパー抗体酵素」を遺伝子工学的に大量取得する系を確立し、なおかつ、「スーパー抗体酵素」遺伝子に変異を入れて酵素活性の作用メカニズムを解明するとともに、酵素活性を向上させ、実用に近い「スーパー抗体酵素」を作製するのが狙いである。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R090000019_01SUM.gif R090000019_02SUM.gif R090000019_03SUM.gif R090000019_04SUM.gif R090000019_05SUM.gif
関連発表論文 ・A characteristic monoclonal antibody against hemagglutinin molecule of influenza virus A type, E.Hifumi, N.Fujimoto, S.Yoshida, T.Uda Biotech. Bioeng., (in submisson)
・酵素活性と抗体機能を持つ分子ナノマシン~アンチゲナーゼ~, 一二三恵美, 宇田泰三, 現代化学, 437(8), 43-50(2007)
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/構造機能と計測分析
研究報告資料
  • 一二三 恵美. インフルエンザウィルスを計測・除去可能な「スーパー抗体酵素」. さきがけ 3領域合同研究報告会 講演要旨集「構造機能と計測分析」. p.21 - 24.

PAGE TOP