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誘起構造をつくる 4 希土類イオンを用いた誘起構造形成 4.3 光誘起による励起状態の形成

研究報告コード R990004070
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 岸本 正一
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造をつくる 4 希土類イオンを用いた誘起構造形成 4.3 光誘起による励起状態の形成
報告概要 Tm3+をドープした新しいフッ化インジウム系ガラスを含むフッ化物ガラスにおいて,紫外及び450nm青色アップコンバージョン蛍光に対する3H4→1D2遷移に帰属される励起状態吸収スペクトルを直接観測することに成功した。ガラス中にドープされたTm3+の励起状態吸収スペクトルを直接観測するのは,本研究が初めてと思われる。これらのスペクトルの取得には,nsパルスレーザとサブμs Xeフラッシュランプの組合せによるポンププローブ分光法を用いた。フッ化インジウム系ガラスやフッ化ジルコニウム系ガラスにおいて,紫外及び450nm青色アップコンバージョン蛍光については,アップコンバーション励起スペクトルのピークが650nm付近であるのに対し,3H4→1D2遷移による励起状態は635nm付近,3H6→3F2,3遷移による基底状態は630nm付近の2つの励起光を用いる2波長同時励起がTm3+の紫外・青色アップコンバージョン発光のより強い発現には望ましい。
研究分野
  • レーザの応用
  • 分子と光子の相互作用
  • 非晶質の電子構造一般
  • 無機化合物のルミネセンス
  • ガラスの性質・分析・試験
関連発表論文 (1)S. Kishimoto and K. Hirao, J. Non-Cryst. Solids 213 & 214 (1997) 393-397.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岸本 正一. 誘起構造をつくる 4 希土類イオンを用いた誘起構造形成 4.3 光誘起による励起状態の形成. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.77 - 83.

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