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界面のキラリティを捉える非線形顕微分光の開発

研究報告コード R090000066
掲載日 2009年4月3日
研究者
  • 八木 一三
研究者所属機関
  • 産業技術総合研究所 FC-Cubic 触媒チーム
報告名称 界面のキラリティを捉える非線形顕微分光の開発
報告概要 生体分子が不斉(キラル)であることは良く知られている。最近、極微量の分子が界面に自己組織的に集合して形成されるキラル界面(不斉界面)とそれに基づく分子認識能が重視されつつある。しかし、キラル界面ではそのキラリティに関与する分子・原子数が圧倒的に少なく、界面のキラリティを評価できる汎用ツールは現状では確立されていない。現在最も高感度なキラル分光法は、二次高調波発生(SHG)法や和周波発生(SFG)法等の二次非線形分光法であると見なされており、キラル液体の評価や液体表面の単分子層などについてキラリティを計測した結果が続々と報告されている。本研究ではSFG分光計を基に、キラル界面を評価するための高感度化を図ると同時に、局所的なキラリティをも検出可能な顕微分光化を目指した。
画像

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関連発表論文 ・I. Yagi, M. Chiba, K. Uosaki, “Optical Recognition of Surface Chirality at Au(hkl) Single Crystalline Surfaces by Second Harmonic Generation Rotational Anisotropy”, J. Am. Chem. Soc. 127(36), 12743(2005)
・I. Yagi, K. Mikami, K. Ebina, M. Okamura, K. Uosaki, “Size-dependent Carrier Dynamics in CdS Nanoparticles by Femtosecond Visible-pump/IR-probe Measurements”, J. Phys. Chem. B, 110(29), 14192(2006).
・八木 一三, 魚崎 浩平, “二次高調波発生分光法による金属電極/溶液界面の電子構造評価とキラル化学への展開”, 光化学, 36(1), 29(2005).
・八木 一三, “In situ 非線形分光法による電極表面の分析”, 電気化学および工業物理化学(Electrochemistry), in press(2008).
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/構造機能と計測分析
研究報告資料
  • 八木 一三. 界面のキラリティを捉える非線形顕微分光の開発. さきがけ「構造機能と計測分析」領域 一期生研究報告会 講演要旨集. p.11 - 12.

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