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プローブ間の協同性を利用した高感度遺伝子解析法

研究報告コード R090000080
掲載日 2009年4月3日
研究者
  • 井原 敏博
研究者所属機関
  • 熊本大学 大学院自然科学研究科
報告名称 プローブ間の協同性を利用した高感度遺伝子解析法
報告概要 核酸、タンパク、多糖等の生体高分子はそれ自身が天然の超分子である。多くの場合これらは単独でなく、分子間の協調したはたらきによって高度な仕事を行っている。この精緻な分子システムの一部、すなわち生命の部品に化学的に少しだけ手を加えてやる(コンジュゲーション)と、生体分子国有の高度な分子認識能と任意の人工機能を併せ持つ新たな分子を創成することができ、さらにコンジュゲート分子間の協同性(アロステリズム)を利用することで結合制御、信号変換、物質変換等の機能、さらには、分子マシン、制御されたナノ構造体等の多様な分子システムを作り上げることができる。本研究では特にDNAコンジュゲート間の協同性に焦点を当て、これを積極的に利用した新規プロービング技術の開発を行った。
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関連発表論文 ・Y. Kitamura, T. Ihara, K. Okada, Y. Tsujimura, Y. Shirasaka, M. Tazaki, A. Jyo, “Asymmetric cooperativity in tandem hybridization of enantiomeric metal complex-tethered short fluorescent DNA probe”, Chem. Commun., 4523-4525(2005).
・Y. Kitamura, T. Ihara, Y. Tsujimura, Y. Osawa, M. Tazaki, A. Jyo, “Colorimetric allele typing through cooperative binding of DNA probes carrying a metal chelator for luminescent lanthanide ions”, Anal. Biochem., 359, 259-261(2006).
・T. Ihara, T. Fujii, M. Mukae, Y. Kitamura, A. Jyo, “Photochemical ligation of DNA conjugates through anthracene cyclodimer formation and its fidelity to the template sequences”, J. Am. Chem. Soc., 126, 8880-8881(2004).
・P. Arslan, T. Ihara, M. Mukae, A. Jyo, “The effect of local structural disruption on the yield of photochemical ligation between anthracene-oligonucleotide conjugates”, Anal. Sci., in press.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 さきがけタイプ(旧若手個人研究推進事業を含む)/構造機能と計測分析
研究報告資料
  • 井原 敏博. プローブ間の協同性を利用した高感度遺伝子解析法. さきがけ「構造機能と計測分析」領域 一期生研究報告会 講演要旨集. p.39 - 40.

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