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魚介類の栽培漁業における初期生残率を飛躍的に高める革新的な技術開発

研究報告コード R120000001
掲載日 2012年3月12日
研究者
  • 角田 哲也
研究者所属機関
  • 大島商船高等専門学校 商船学科
報告名称 魚介類の栽培漁業における初期生残率を飛躍的に高める革新的な技術開発
報告概要 安定的な種苗生産が困難である魚介類は飼育初期に浮上死や沈降死による消耗が大きく、栽培漁業の生産現場では対応に苦慮している。この課題を流体工学的に解決した例はない。飼育水槽内の流れを水槽のアスペクト比ARによってコントロールするという、流体工学的な手法により仔魚段階における初期生残率を飛躍的に改善する可能性を見出した。可視化実験から水槽内のフローパターンが一渦対系と二渦対系の2種類が存在することを確認し,渦パターンが変化する条件を見いだした。共同研究者である山口県水産研究センターでカアマダイを対象とした飼育実験を行ったところ二渦対系の初期生残率は一渦対系の約2倍となる結果を得た。本研究は飼育水槽内の最適な流れ条件を、流体工学的な解明と仔魚飼育による生残率測定の両面から解明し、仔魚の生残率を高めることによって栽培漁業技術の革新を図るものである。
(注) AR=H/r i(H:水深,r i:水槽半径)
画像

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関連発表論文 "仔魚飼育モデル水槽内のフローパターンの観察”,角田哲也他4名,水産工学第48巻,第2号PP99-108(2011)

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