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タグ付抗体を利用した次世代抗体チップの開発と応用

研究報告コード R120000003
掲載日 2012年3月12日
研究者
  • 古元 礼子
研究者所属機関
  • 山口大学大学院医学系研究科
報告名称 タグ付抗体を利用した次世代抗体チップの開発と応用
報告概要 目的:マレイミド基導入ダイアモンド様表面加工基板にタグ付蛋白を安定的に固定化する技術を応用し、抗体チップを開発する。核となる技術は免疫グロブリンG(IgG)重鎖にタグを付加したモノクローナル抗体を作製することである。この技術の確立のため、遺伝子組み換え技術を用いてIgG重鎖にタグを導入したタグ付IgGを培養細胞発現系で作製し、抗体としての蛋白構造と機能を保持しているか検討した。方法:IgG重鎖およびIgG軽鎖の遺伝子をモノクローナル抗体産生ハイブリドーマからクローニングし、IgG重鎖発現ベクター、タグ付IgG重鎖発現ベクター、IgG軽鎖発現ベクターを構築した。COS7細胞にこれらの発現ベクターをトランスフェクションし、組換え型IgGまたは組換え型タグ付IgGを作製した。結果:ウェスタンブロッティングでタグ付IgGが通常のIgGと同様に4量体を形成していることが確認された。また、タグ付IgGが抗原認識能を保持していることも確認でき、かつ抗体機能を保持していることを確認した。まとめ:組換え型タグ付抗体の作製に成功した。今後、タグ付抗体を基板に固定化して抗体チップのプロトタイプの作製を行い、事業化を目指す。

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