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誘起構造を用いた機能デバイス 2 紫外・青色アップコンバージョンレーザー

研究報告コード R990004082
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 岸本 正一
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造を用いた機能デバイス 2 紫外・青色アップコンバージョンレーザー
報告概要 フッ化インジウム系ガラスにドープしたTm3+による強い紫外及び青色アップコンバージョン蛍光の発現について報告した。非輻射緩和を抑制することができる新しいフッ化インジウム系代表的なフッ化物ガラスであるフッ化ジルコニウム系,フッ化アルミニウム系,フッ化亜鉛系,フッ化ハフニウム系ガラスを,ホストガラスに用いた(Table1)。DCM色素レーザ光で励起したときのTm3+含有ガラスのアップコンバージョン蛍光スペクトルをFig.1に示した。同組成のガラス中にドープされたTm3+とEu3+とにおいて,Eu3+の蛍光強度比とTm3+のΩ2パラメータのとの強い相関から,Tm3+とEu3+はホストマトリックス中で第一近似として同じような配位子場にあると言えることを示した。Tm3+のアップコンバージョン蛍光強度の組成依存性をFig.2に示した。フッ化インジウム系ガラスの強いアップコンバージョン発光強度と高い熱安定性は,紫外・青色アップコンバージョンレーザの実現の可能性が高いことを示している。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 分子と光子の相互作用
  • 非晶質の電子構造一般
  • 無機化合物のルミネセンス
  • ガラスの性質・分析・試験
関連発表論文 (1)K. Hirao, S. Kishimoto, K. Tanaka, S. Tanabe and N. Soga, J. Non-Cryst. Solids 139 (1992) 151.
(2)S. Kishimoto and K. Fujii, Proceedings of Annual Meeting of the Ceramic Society of Japan (1994) 614.
(3)S. Kishimoto, Japanese patent, pending.
(4)S. Kishimoto, and K. Hirano, J. Appl. Phys., 80 (1996) 1965-.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岸本 正一. 誘起構造を用いた機能デバイス 2 紫外・青色アップコンバージョンレーザー. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.157 - 163.

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