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半導体微粒子分散非晶質薄膜の電場誘起発光

研究報告コード R990004084
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 林 正幸
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 半導体微粒子分散非晶質薄膜の電場誘起発光
報告概要 半導体CdSe微粒子分散ITO薄膜を,気相蒸着法の1つであるスパッタリング法により作成し,XRD,XPS測定の結果から,ITO中にCdSeが微粒子としてドープされていることが確認できた。このCdSeの微粒子化は,光吸収スペクトル測定において,量子サイズ効果による吸収端のブルーシフトからも確認された。この薄膜に直流電圧を印加したところ,赤色発光が確認された。これは,710nm付近と880nm付近のピークと900nmより長波長側に続く発光スぺクルであった。710nm付近と880nm付近の発光はエレクトロルミネッセンス,900nmより長波長の発光は熱発光と考えた。短波長側の2つのピークの発光のメカニズムは,710nmのピークは,CdSe微粒子のバンドギャップからの発光,880nmのピークを持つ発光は,CdSe微粒子の伝導帯とマトリックスであるITOの荷電子帯との間の遷移による発光であると考えた。この半導体微粒子分散導電性酸化物薄膜は,従来にないタイプの発光素子であると考えられる。
画像

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研究分野
  • ルミネセンス一般
  • 発光素子
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 林 正幸. 誘起構造を用いた機能デバイス 5 半導体微粒子分散非晶質薄膜の電場誘起発光. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.171 - 175.

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