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誘起構造を用いた機能デバイス 8 超高速光カースイッチ

研究報告コード R990004087
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 藤原 誠司
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 誘起構造を用いた機能デバイス 8 超高速光カースイッチ
報告概要 三次非線形光学材料を非共鳴領域で用いると,実励起を伴わないため,超高速な光スイッチング動作が期待される。63.3Bi2O3-32.6B2O3-0.24CeO2ガラスを作成した。波長800nmでのフェトム秒カーシヤッタの測定を行った。実験配置図をFig.1に示した。この酸化ビスマス含有ガラスの応答時間は150fs以下であり,入射レーザパルスのパルス幅程度で応答していた。時間原点でのゲート光強度に対するプローブ光の透過率を測定した。時間原点での酸化ビスマス含有ガラスは,CS2と比較して1.3倍程度の大きな信号が得られた(Fig.2)。次に光シンセサイザを利用して,1.5THzの間隔のパルス列を生成し,ゲート光にこのパルス列を用いたフェムト秒光カーシヤッタの測定を行った。Fig.3に示すように,酸化ビスマス含有ガラスは,繰り返し周期の短いTHzを越えるパルス列に対しても超高速にかつ完全に分離できる材料であることが分かった。将来のテラビット通信に用いるスイッチング材料として有望である。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 非線形光学
  • 光伝送素子
  • 電気光学効果,磁気光学効果
  • ガラスの性質・分析・試験
関連発表論文 (1)N. Sugimoto, H. Kanbara, S. Fujiwara, K. Tanaka and K. Hirao, Opt. Lett. 21 (1996) 1637.
(2)H. Kanbara, N. Sugimoto, S. Fujiwara and K. Hirao, Opt. Commun. 148 (1998) 101.
(3)K. Hirao, H. Kanbara, S. Fujiwara, K. Tanaka and N. Sugimoto, J. Ceram. Soc. Japan 105 (1997) 1115.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、平尾誘起構造プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 藤原 誠司. 誘起構造を用いた機能デバイス 8 超高速光カースイッチ. 創造科学技術推進事業 平尾誘起構造プロジェクトHirao Active Glass Project NEWS(研究期間:1994-1999) '99.8 Final. p.187 - 189.

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