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生命活動のプログラム ゲノムインプリンティング制御の分子機構

研究報告コード R990004209
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 押村 光雄
研究者所属機関
  • 鳥取大学医学部
研究機関
  • 鳥取大学医学部生命科学科細胞工学
報告名称 生命活動のプログラム ゲノムインプリンティング制御の分子機構
報告概要 ゲノムインプリンティングとは父母由来の遺伝子間において発現レベルの異なる現象であり、どのようなメカニズムでこの様な現象が制御されているかを知ることは、生物進化のプロセスや遺伝子発現制御のメカニズムを知る上で重要である。また、このゲノムインプリンティングの異常は発生異常や癌の発生と深く関わりを持つため、新規インプリント遺伝子の発見や制御メカニズムの解明はヒトの疾患の原因や治療法の開発に極めて重要である。そのため我々は新規インプリント遺伝子の同定システムの確立や制御メカニズムの解析システムの確立を行ってきた。ヒトインプリント遺伝子のアレル特異的発現パターンはマウス細胞中においても維持されていることが明らかになった。従って、これらの資材はインプリント遺伝子の同定に極めて有用を考えられる。今後はこれらのシステムを用いてゲノムインプリンティングの生物学的意義やヒトの疾患との関わりを明らかにしていく。
研究分野
  • 生物学的機能
  • 遺伝学一般
  • 遺伝子の構造と化学
  • 遺伝子発現
  • 分子・遺伝情報処理
関連発表論文 (1)Mitsuya, K., Meguro, M., Sui, H., Schulz, T.C., Kugoh, H., Hamada, H. and Oshimura, M. Developmental reprogramming of the human H19 gene in mouse embryonic cells does not erase the primary parental imprint. Genes to Cells, 3: 245-255, 1998
(2)押村光雄 「遺伝子の集合体(染色体)改変」 組織培養工学,24:534,1998
(3)中山祐二、上島宗之、押村光雄 「染色体工学を用いた細胞老化遺伝子の探索」 組織培養工学,24:535-539,1998
(4)野津智美、押村光雄 「ニワトリB前駆細胞株DT40を用いた染色体改変」 組織培養工学,24:549-552,1998
(5)Uejima, H., Shinohara, T., Nakayama, Y., Kugoh, H. and Oshimura, M. Mapping a novel cellular senescence gene to human chromosome 2q37 via irradiation microell-mediated chromosome transfer. Mol. Carcinogen., 22: 34-45, 1998
(6)Tanaka, H., Shimizu, M., Horikawa, I., Kugoh, H., Yokota, J., Barrett, J.C. and Oshimura, M. Evidence for a putative telomerase repressor gene on the 3p14.2-p21.1 region. Genes, Chrom. & Cancer, 23: 123-133, 1998
(7)Lee, M.P., DeBaun, M.R., Mitsuya, K., Galonek, H.L., Brandenburg, S., Oshimura, M. and Feinberg, A.P. Loss of imprinting of a paternally expressed transcript, with antisense orientation to KvLQT1, occurs frequently in Bechwith-Wiedemann syndrome and is independent of insulin-like growth factor II imprinting. Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 96: 5203-5208, 1999
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「生命活動のプログラム」研究代表者 押村 光雄(鳥取大学医学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 押村 光雄. 生命活動のプログラム ゲノムインプリンティング制御の分子機構. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.68 - 71.

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