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生体防御のメカニズム 糖鎖シグナルを介する生体防御システムの解析

研究報告コード R990004237
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 川嵜 敏祐
研究者所属機関
  • 京都大学大学院薬学研究科
研究機関
  • 京都大学大学院薬学研究科
報告名称 生体防御のメカニズム 糖鎖シグナルを介する生体防御システムの解析
報告概要 糖鎖シグナルを介する生体防御システムの解析に関する平成10年度の研究は、平成9年度の研究成果の上にいくつかの興味深い新しい発見があり、全体として順調に進行している。Aグループでは、マンナン結合蛋白質を用いた遺伝子治療による顕著な癌抑制作用(MBP依存性細胞性細胞障害作用、MDCC)の発見、MBP刺激によるヒト多形核白血球からの活性酸素の放出現象の発見、ウシ血清コングルチニン遺伝子発現機構の解析などの成果を上げた。Bグループでは、SO3イオン→6GlcNAc:β1,4ガラクトース転移酵素の発見および精製に成功した。また、IL-2のレクチン活性の生理的意義を解明する手がかりを得た。Cグループではカブトガニ顆粒細胞や血漿中に含まれるレクチンや抗菌性ペプチドを精製し、機能解析を行うと共に構造解析を行った。本研究課題は最近特に注目されている先天性免疫機構の重要な一分野をなすものであり次年度もさらに新しい展開が期待される。
研究分野
  • 生体防御と免疫系一般
  • 細胞生理一般
  • 基礎腫よう学一般
  • 遺伝子発現
  • 生物学的機能
  • 酵素一般
関連発表論文 (1)Terayama, K., Seiki, T., Nakamura, A., Matsumori, K., Ohta, S., Oka, S., Sugita, M. & Kawasaki, T. Purification and characterization of a glucuronyltransferase involved in the biosynthesis of the HNK-1 epitope on glycoproteins from rat brain. J. Biol. Chem., 273, 30295-30300 (1998)
(2)Kawasaki, N., Satonaka, M., Imagawa, M., Naito, H. & Kawasaki, T. Functional characterization of the bovine conglutinin promoter: Presence of a novel element for transcriptional regulation of a C-type mammalian lectin containing a collagen-like domain. J. Biochem. 124, 1188-1197 (1998)
(3)Ma, Y., Uemura, K., Oka, S., Kozutsumi, Y., Kawasaki, N. & Kawasaki, T. Antitumor activity of mannan-binding protein in vivo as revealed by a virus expression system: Mannan-binding protein dependent cell-mediated cytotoxicity. Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 96, 371-375 (1999)
(4)Seiki, T., Oka, S., Terayama, K., Imiya, K. & Kawasaki, T. Molecular cloning and expression of a second glucuronylt ransferase involved in the biosynthesis of the HNK-1 carbohydrate epitope. Biochem. Biophys. Res. Commun., 255, 182-187 (1999)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「生体防御のメカニズム」研究代表者 川嵜 敏祐(京都大学大学院薬学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 川嵜 敏祐. 生体防御のメカニズム 糖鎖シグナルを介する生体防御システムの解析. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.198 - 201.

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