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量子効果等の物理現象 スピン計測 スピンSPMの開発とスピン制御

研究報告コード R990004247
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 武笠 幸一
研究者所属機関
  • 北海道大学大学院工学研究科
研究機関
  • 北海道大学大学院工学研究科
報告名称 量子効果等の物理現象 スピン計測 スピンSPMの開発とスピン制御
報告概要 電子についての従来の視点:質量・電荷から脱却して“スピンの視点”で考える新分野,すなわちスピンの関与する量子現象を積極的に用いた新世界を切り拓くことを目的とする。
第1に物質表面のスピンの状態を原子分解能で測定可能な走査プローブ顕微鏡(スピンSPM)の開発を行う。本研究ではスピン状態の計測・理解からスピン制御を行い,表面新物質層を創製を行うものである。この目的にそってスピンSPMとしては,スピン偏極走査型トンネル顕微鏡(SP-STM)および交換相互作用力顕微鏡(FEM)の研究開発を行い,観測の可能性を明らかにした。主な項目を次に示した。
1)スピンSPMの開発(SP-STMの開発で探針の作成とスピン分解特性の評価,およびFEMの開発で酸化物などの絶縁体表面や化学・生物分野への応用展開),
2)新物質の探索(ミクロな表面磁性で遷移金属と超薄膜の磁気的特性研究),
3)スピンエレクトロニクス研究(ナノ構造スピン素子の機構)。
研究分野
  • 固体の表面構造一般
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 顕微鏡法
  • 電子顕微鏡,イオン顕微鏡
  • 酸化物薄膜
関連発表論文 (1)H. Kodama, T. Uzumaki, M. Oshiki, K. Sueoka and K. Mukasa: Spin-polarized tunneling by spin-polarized scanning tunneling microscopy, Journal of Applied Physics, 83(11, Part 2):6831-6833(1998)
(2)末岡和久,細山直樹,アグス・スバギョ,武笠幸一,早川和延:STMによる光照射GaAs薄膜劈開探針の研究,表面科学,19:522-526(1998)
(3)武隈育子,安井雅彦,奥村善信,秋田憲,末岡和久,長谷山美紀,武笠幸一:確率信号としての磁気力顕微鏡像の解析手法,応用磁気学会誌,22:1251-1256(1998)
(4)K. Nakamura, T. Oguchi, H. Hasegawa, K. Sueoka, K. Hayakawa and K. Mukasa, : Theoretical study of the exchange force between magnetic Fe films; feasibility of exchange force microscopy, Jpn. J. Appl. Phys., 37:6575-6579(1998)
(5)M. Sawamura, T. Maruyama and K. Mukasa: Theoretical Study on Spin Polarization of III-V Compound Tips, Journal of Magnetics Society of Japan, Vol. 23, No. 1-2:721-723(1999)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 武笠 幸一(北海道大学大学院工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 武笠 幸一. 量子効果等の物理現象 スピン計測 スピンSPMの開発とスピン制御. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.246 - 249.

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