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量子効果等の物理現象 原子層制御量子ナノ構造のコヒーレント量子効果

研究報告コード R990004255
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 小倉 睦郎
研究者所属機関
  • 電子技術総合研究所
研究機関
  • 経済産業省 産業技術総合研究所(旧電子技術総合研究所)
報告名称 量子効果等の物理現象 原子層制御量子ナノ構造のコヒーレント量子効果
報告概要 有機金属気相成長(MOCVD)法で,3族および5族の原料ガスを交互に供給することにより原子層毎に制御した量子ナノ構造(細線,ドットおよびそれらの超格子)を作成し,それらの光学,電子特性を計測およびシミュレーションにより検証した。1998年度には,量子細線構造での構造揺らぎの評価と制御,および量子構造デバイスの製作を行った。これにより得られた主な成果は
1)AlGaAs系量子細線のMOCVD選択成長においてGaとAsを交互に供給する流量変調法の適用により自己停止機構を見出した。作製した量子細線の発光と吸収特性は急峻かつ明瞭なサブバンド構造を示し,この量子細線が世界的に見ても最高水準にあることを明らかにした。
2)試作した量子細線レーザーとFETにより,基底レベルからの室温発振の実現と量子細線における量子コンダクタンス効果を確認した。
研究分野
  • 薄膜成長技術・装置
  • 半導体薄膜
  • 半導体のルミネセンス
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 量子光学一般
関連発表論文 (1)王学論,小倉睦郎、松畑洋文“Self‐limiting effect of flow rate moduration epitaxy of GaAs on on patterned substrate”, Journal Crystal Growth 195, (1998)586-590.
(2)金泰根、王学論、小森和弘、彦坂憲宣、小倉睦郎 "AlGaAs/GaAs quantum wire lasers fabricated by flow rate modulation epitqxy " Electronics Letters 15th April 1999 Vol.35, No.8, 639.
(3)小倉睦郎、金泰根、王学論、小森和弘、彦坂憲宣、清水三聡、鈴木克弘 ”流量変調方による量子細線レーザの基底レベル発振”信学技法 Technical report of ieice, OPR99-43, LQE99-37, (1999-07)
(4)菅谷武芳、高橋俊充、中川格、小倉睦郎、杉山佳延 "Quasi-quantum-wire field -effect transistor fabricated by composition -controlled, selective growth in molecular beam epitaxy" Journal of Crystal Growth 201/202(1999)833-836
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「量子効果等の物理現象」研究代表者 小倉 睦郎(電子技術総合研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 小倉 睦郎. 量子効果等の物理現象 原子層制御量子ナノ構造のコヒーレント量子効果. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.280 - 282.

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