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単一分子・原子レベルの反応制御 大分子糖蛋白質の極微細構造制御

研究報告コード R990004266
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 中原 義昭
研究者所属機関
  • 東海大学工学部
研究機関
  • 理化学研究所
  • 東海大学工学部工業化学科
  • 鳥取大学教育地域科学部
報告名称 単一分子・原子レベルの反応制御 大分子糖蛋白質の極微細構造制御
報告概要 蛋白質は大部分が糖鎖を持つ糖蛋白質として存在するが大分子であるために,その分子レベルでの糖およびペプチド部分の機能解明は困難である。本研究の目的は構造的に純粋な糖蛋白質およびプロテオグリカン標品を化学合成的な手段により得る方法論を確立することにある。主な研究項目と成果を次に示した。
1)糖鎖ユニット合成の効率化と糖蛋白質合成戦略の確立(新規アスパラギン結合型糖鎖の合成,水酸基無保護のアスパラギン結合型糖鎖5糖ユニットの合成,O-結合型糖鎖を持つ糖ペプチドBuilding Blockの合成,固相合成用新規リンカーの開発,および2量化糖複合体の合成)。
2)プロテオグリカン分子の設計と合成(三糖セリン受容体の効率的合成)。
3)計算化学的手法による合成デザイン(大分子を対象とした合成中間体用の原子を剛体球として取り扱う分子模型近似法プログラムの開発と計算速度の高速化)。
4)非天然型糖鎖および改変糖ペプチドの合成。
研究分野
  • 糖質・糖鎖一般
  • 生体物質一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 分子構造
  • 化学合成
関連発表論文 (1)Z.-W. Guo, Y. Ito, Y. Nakahara, and T. Ogawa, Carbohydr. Res. 306 (1998) 539-544.
(2)S. Ando, J. Aikawa, Y. Nakahara, and T. Ogawa, J. Carbohydr. Chem., 17 (1998) 633-645.
(3)A. Dan, M. Lergenmuller, M. Amano, Y. Nakahara, T. Ogawa, and Y. Ito, Chemistry-A Euro. J., 4 (1998) 2182-2190.
(4)Y. Nakahara, Y. Nakahara, Y. Ito, and T. Ogawa, Carbohydr. Res., 309 (1998) 287-296.
(5)Y. Ito, Y. Ohnishi, T. Ogawa, and Y. Nakahara, SYNLETT, (1998) 1102-1104.
(6)K. Nakamura, N. Hanai, M. Kanno, A. Kobayashi, Y. Ohnishi, Y. Ito, and Y. Nakahara, Tetrahedron Lett., 40 (1999) 515-518.
(7)L. Singh, Y. Nakahara, Y. Ito, and Y. Nakahara, Tetrahedron Lett., 40 (1999) 3769-3772.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 中原 義昭(東海大学工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 中原 義昭. 単一分子・原子レベルの反応制御 大分子糖蛋白質の極微細構造制御. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.353 - 357.

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