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脳を知る ヒト脳の単一神経細胞の発現遺伝子

研究報告コード R990004307
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 金澤 一郎
研究者所属機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
報告名称 脳を知る ヒト脳の単一神経細胞の発現遺伝子
報告概要 ヒト脳の単一神経細胞で発現している遺伝子は細胞毎に異なっており、それが細胞の個性を決めている。このことに着目して、脳で発現している機能分子のファミリーメンバーを確定すること、レーザによって単一神経細胞の切り出しを可能にすること、統計解析を考慮に入れながら超高感度のアッセイ系を開発することを、同時進行で進めた。また、これらの成果の応用面も視野に入れた。アプローチとして、機能分子としてイオンチャンネルを集中的に扱うこととし、共通塩基配列のプライマーを用いてクローニングを行い、細胞切り出しのためにエキシマレーザによるダイセクターを作成した。また、統計解析を用いて最も適切なプライマーを設計し、最も適切なプライマーを設計してこれを用いた超微量RT-PCR法の確立を目指した。これらの結果として、ヒト脳に発現する新規なNa+チャンネルを発見し、全シーケンスを決定した。ヒト脳で従来未確認の既知のチャンネルを含め、カタログ作成中である。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 遺伝学研究法
  • 分子遺伝学一般
  • 遺伝子発現
  • 遺伝子操作
  • 細胞生理一般
  • 分子・遺伝情報処理
関連発表論文 (1)Hashida H, Goto J, Nanding Zhao, Takahashi N, Hirai M, Kanazawa I, Sakai Y: Cloning and mapping of a novel brain-specific gene encoding neruonal double zinc finger protein (NDZFP) whose expression is enhanced in a neuro-degenerative disorder, Multiple System Atrophy (MSA). Genomics, 54, 50-58 (1998)
(2)Kanazawa I,: Dentatorubral-pallidoluysian atrophy or Naito-Oyanagi disease. Neurogenetics, 2, 1-17 (1998)
(3)Hazeki N, Nakamura K, Goto J, Kanazawa I,: Rapid aggregate formation of the huntingtin N-terminal fragment carrying an expanded polyglutamine tract. Biochemical and Biophysical Research Communications, 256, 361-366 (1999)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「脳を知る」研究代表者 金澤 一郎(東京大学大学院医学系研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 金澤 一郎. 脳を知る ヒト脳の単一神経細胞の発現遺伝子. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.610 - 615.

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