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脳を知る 人間の高次精神過程にかかわるコラム構造・配列

研究報告コード R990004313
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 田中 啓治
研究者所属機関
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター認知機能表現研究チーム
研究機関
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター認知機能表現研究チーム
報告名称 脳を知る 人間の高次精神過程にかかわるコラム構造・配列
報告概要 人間の脳の、高次精神過程に関わるコラム構造・配列を扱う検討をした。人間の脳から、コラムレベルの分解能で神経活動を検出・記録できる可能性を持つ唯一の非侵襲的計測法は,超高磁場fMRI装置による毛細血管中の血液酸化度測定である。本研究グループでは現在、4テスラのfMRI装置の利用を基本に、傾斜磁場コイルや送・受信コイルやパルスシーケンスの改良を重ね、今年度において、人間の第一次視野における眼優位性コラムのイメージングに成功した。本技術(コラムレベルの分解能でのfMRI測定)を基礎に更に改良を重ね、将来は側頭葉に適用したい。側頭葉には物体の概念的表象が蓄えられていると推測され、これにより人間の脳内での物体概念表現の構造が研究可能になることが期待される。fMRI法の適用性を発展させるには、毛細血管内の血液酸化度の変化と神経活動との関係の解明も必要であり、動物の脳から表面光計測法で、毛細血管内血液酸化度を測る研究も進めている。
研究分野
  • 生体計測
  • 生物学的機能
  • 動物学研究法
  • 動物生理一般
  • 生物科学研究法一般
関連発表論文 (1)T. Sugihara, S. Edelman, and K. Tanaka.: Representation of objectivesimilarity among three-dimensional shapes in the monkey. Biological Cybernetics, 78, 1-7 (1998)
(2)E. Kobatake, G. Wang, K. Tanaka.: Effects of shape-discrimination training on the selectivity of inferotemporal cells in adult monkeys. Journal of Neurophysiology, 80, 324-330 (1998)
(3)G. Wang, M. Tanifuji, K. Tanaka.: Functional architecture in monkey inferotemporal cortex revealed by in vivo optical imaging. Neuroscience Research, 32, 33-46 (1998)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「脳を知る」研究代表者 田中 啓治(理化学研究所脳科学総合研究センター)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 田中 啓治. 脳を知る 人間の高次精神過程にかかわるコラム構造・配列. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.636 - 638.

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