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脳を知る 抑制性シナプス可塑性の分子機構の解明とその応用

研究報告コード R990004322
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 小西 史朗
研究者所属機関
  • (株)三菱化学生命科学研究所
研究機関
  • (株)三菱化学生命科学研究所
報告名称 脳を知る 抑制性シナプス可塑性の分子機構の解明とその応用
報告概要 脳の働きは、興奮および抑制性シナプスにおける神経伝達物質で仲介される化学伝達によって達成されている。シナプス伝達の仕組が解明できれば、脳に関する理解は深まることが期待される。従来、興奮性シナプスに関する研究は精力的に成されているが、抑制性シナプスでは、技術的理由により研究は遅れている。しかし抑制性シナプスは、脳の正常な機能や神経性疾患において興奮性シナプスに劣らず重要な役割を果たしている。本研究では抑制性シナプスの伝達機構解明を第一の狙いとし、得られた成果に基づき抑制性シナプスの伝達効率を修飾する薬物を探索して、不安・憂鬱などの神経性疾患への薬物療法の可能性探索も狙っている。これまでの成果として、小脳のGABA作動性抑制性シナプスにおいて、セロトニンやノルアドレナリン(モノアミン類)を含む神経が活動すると、GABAシナプスの伝達効率が長期間に渉り増強されることを発見した。この成果は、神経疾患治療への新しい可能性を示唆するものである。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 神経系の疾患
  • 中枢神経系
  • 生物学的機能
  • 動物生理一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「脳を知る」研究代表者 小西 史朗((株)三菱化学生命科学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 小西 史朗. 脳を知る 抑制性シナプス可塑性の分子機構の解明とその応用. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.694 - 696.

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