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脳を知る 脂質メディエターのdual receptor系と神経機能

研究報告コード R990004323
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 清水 孝雄
研究者所属機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
報告名称 脳を知る 脂質メディエターのdual receptor系と神経機能
報告概要 脳には多くの脂質が存在し、これらから多様な脂質メディエーター(プロスタグランディンやロイコトリエンや血小板活性化因子など、以下FMDsと表記)が生産・分解されている。FMDsはペプチドやタンパク性リガンドとは異なって、直接遺伝情報で決まるものではないため、ポストゲノム時代の主要な標的分子として注目されている。FMDsは神経伝達物質やホルモンなどと協調しつつ、神経伝達やグリア機能の調節や、神経の発生や分化に関与していると思われているが、各メディエーターの役割については不明な点が多い。本研究はこれらFMDsの脳における機能の系統的解明を目指し、FMDsの持つ「デュアル受容体機能」に注目して、他の水溶性リガンドとの作用の違いを調べた。現在は、以下のアプローチ(FMDs合成酵素の分布と細胞内動態の解析、FMDsの細胞膜・核内受容体の単離と解析、FMDsの酵素や受容体の遺伝的改変マウスによる脳機能の解析)を進めている。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 生物学的機能
  • 生物学的機能
  • 動物生理一般
  • 中枢神経系
関連発表論文 (1)T. Hirabayashi, K. Kume, K. Hirose, T. Yokomizo, M. Iino, H. Itoh and T. Shimizu (1999) Critical Duration of Intracellular Ca2+ Response Required for Continuous Translocation and Activation of Cytosolic Phospholipase A2. J. Biol. Chem. 274, 5163-5169.
(2)K. Masuda, T. Yokomizo, T. Izumi, and T. Shimizu (1999) cDNA Cloning and characterization of guinea-pig leukotriene B4 receptor. Biochem. J. 342, 79-85
(3)A. Toda, T. Yokomizo, K. Masuda, A. Nakao, T. Izumi, T. Shimizu. (1999) Cloning and Characterization of Rat Leukotriene B4 Receptor. Biochem. Biophys. Res. Commun. 262, 806-812.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「脳を知る」研究代表者 清水 孝雄(東京大学大学院医学系研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 清水 孝雄. 脳を知る 脂質メディエターのdual receptor系と神経機能. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.697 - 699.

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