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環境低負荷型の社会システム 質の利用を中心にすえた新しい都市水代謝システムの構築

研究報告コード R990004350
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 渡辺 義公
研究者所属機関
  • 北海道大学大学院工学研究科
研究機関
  • 北海道大学大学院工学研究科
報告名称 環境低負荷型の社会システム 質の利用を中心にすえた新しい都市水代謝システムの構築
報告概要 20世紀における水使用量は100年で11倍に増加し、水対策が21世紀における最大の課題である。構造的な渇水と水質汚濁に対処できない現今の一過型都市上下水道システムに代わる、質の利用を中心にすえた新しい都市水代謝システムを提案し、それを構築するための要素技術を開発する。主な研究テーマは
1)二元水道と下水再利用のための、分離膜を用いた精密水処理システムと凝集・高速固液分離・分離膜・生物膜を組合わせた超高度水処理システムの開発、
2)水処理汚泥に含まれるリンのリサイクルのための機能性酵素の利用、
3)水処理用新素材(吸着剤、酸化促進触媒)の開発、
4)高感度水質計測システムの開発、である。
これまでに、粉末活性炭と浸漬型MF膜を組合わせたハイブリッド膜処理システムの構築、MF・UF膜のファウリング機構、植物根分泌酸性フォスファターゼの遺伝子解析、ジルコニアメソ構造体とヒ素吸着剤の製造、ソニックスプレー噴霧器を用いたプラズマイオン源質量分析計の試作、などの成果を得た。
研究分野
  • 水利用,その他
  • 吸着剤
  • 膜分離
  • 上水道工学・用水処理一般
  • 分子遺伝学一般
  • 廃水処理・処分
関連発表論文 (1)S. Okabe, T. Matsuda, H. Satoh, T. Itoh and Y. Watanabe, Sulfate reduction and sulfide oxidation in aerobic mixed population biofilms, Water Science and Technology, 37(4/5), 131-138, 1998
(2)S. Okabe, H. Satoh, T. Itoh, T. Matsuda and Y. Watanabe, Sulfur cycle in microaerophilic wastewater biofilms: microbial activity and Fe-S geochemistry, Proceedings of the International Symposium of the COE Project on Microbial Community and Functions in Wastewater Treatment Processes, University of Tokyo, 125-139, 1998
(3)Y. Watanabe, S. Kasahara and Y. Iwasaki, Enhanced Flocculation/Sedimentation Process by a Jet Mixed Separator, Water Science and Technology, 37(10), 55-67, 1998
(4)佐藤久,岡部聡,伊藤司,渡辺義公,微小電極を用いた微好気性生物,膜内の硫酸塩還元反応の測定、水環境学会誌,21(6),367-375,1998
(5)Y. Watanabe, K. Hashimoto, T. Hasegawa, S. Kameda and H. Suzuki, Application of Polysilicato-Iron Coagulant to Coagulation of Algae and Municipal Wastewater, Chemical Water and Wastewater Treatment V (Proceedings of the 8th Gothenburg Symposium 1998, Sept. 7-9, 1998, Prague), 3-13, 1998
(6)T. Suzuki, Y. Watanabe, G. Ozawa and S. Ikeda, Removal of soluble organics and manganese by a hybrid MF hollow fiber membrane system, Desalination 117 (Proceedings of Membranes in Drinking and Industrial Water Production, Amsterdam), 119-130, 1998
(7)K. Kimura, Y. Watanabe and N. Ohkuma, Filtration Resistance Induced by Ammonia Oxidizers Accumulating on the Rotation Membrane Disk, Water Science and Technology, 38(4/5), 443-452, 1998
(8)S. Okabe, H. Kuroda and Y. Watanabe, Significance of biofilm structure on transport of inert particulates into biofilms, Water Science and Technology, 38(8/9), 163-170, 1998
(9)木村克輝,渡辺義公,大熊那夫紀,回転平膜表面に硝化細菌を固定した膜処理プロセスにおけるろ過抵抗に関する研究,土木学会論文集,608(VII‐9),87-95,1998
(10)亀田豊,清水達雄,工藤憲三,小林大,渡辺義公,丹保憲仁,高度処理との連携による湖沼の自然浄化能を利用した水の循環再利用,水道協会雑誌,67(9),22-30,1998
(11)笠原伸介,相澤拓,渡辺義公,小澤源三,岡部聡,AOCを指標とした高度浄水処理システムの性能評価,水道協会雑誌,67(11),12-21,1998
(12)鈴木辰彦,渡辺義公,小澤源三,池田啓一,循環汚泥接触酸化型MF膜処理装置の溶解性マンガンの処理特性,水道協会雑誌,68(2),2-11,1999
(13)鈴木辰彦,渡辺義公,小澤源三,池田啓一,粉末活性炭循環型MF膜処理装置による高度浄水処理,水道協会雑誌,68(3),2-14,1999
(14)岡部聡,内藤初夏,渡辺義公,FISH法を用いた都市下水生物膜内におけるアンモニア酸化細菌の空間分布の解析,水環境学会誌,22(3),191-198,1999
(15)佐藤久,岡部聡,渡辺義公,微小電極およびFISH法を用いた都市下水生物膜内のアンモニア酸化機構の検討,水環境学会誌,22(3),206-214,1999
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「環境低負荷型の社会システム」研究代表者 渡辺 義公(北海道大学工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 渡辺 義公. 環境低負荷型の社会システム 質の利用を中心にすえた新しい都市水代謝システムの構築. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.833 - 837.

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