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地球変動のメカニズム オホーツク海氷の実態と気候システムにおける役割の解明

研究報告コード R990004358
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 若土 正曉
研究者所属機関
  • 北海道大学低温科学研究所
研究機関
  • 北海道大学低温科学研究所
報告名称 地球変動のメカニズム オホーツク海氷の実態と気候システムにおける役割の解明
報告概要 地球温暖化の影響が顕著に現れる場所として注目されるオホーツク海は、二酸化炭素の吸収域、高生物生産域などから重要海域であるが、その海氷形成・発達について未解明な点が多い。オホーツク海全域の海洋観測を中心に、リモートセンシング、モデリングなどの手段を動員して、海氷の消長過程、北大平洋中層水の起源水の生成機構、海氷変動とそのインパクト、大気-海洋相互作用について調べ、同海の実態と気候システムにおける役割の解明を目指した。98年度にはロシア船による観測航海を実施し、海洋循環、物質循環の実態把握のための流速計係留観測、オホーツク高気圧構造を明らかにする大気観測、高生物生産性の実態把握、オホーツク海古海洋研究のための海底堆積物コアのサンプリングなどを行い、多くの知見を得た。人工衛星観測では、NASA開発のアルゴリズムを海氷に適用することで分類が可能になり、海氷の地域性、風による移流、氷の空間分布が明らかになった。
研究分野
  • 写真測量,空中写真
  • 気候学,気候変動
  • 海洋物理学一般
  • 海洋の構造・力学・循環
  • 海氷
  • 植物生態学
関連発表論文 (1)Watanabe, T. and M. Wakatsuchi, Formation of 26.8-26.9 δθ water in the Kuril Basin of the Sea of Okhotsk as a possible origin of North Pacific Intermediate Water, J. Geophys. Res., 103, 2849-2865, 1998.
(2)Kikuchi, T., M. Wakatsuchi and M. Ikeda, A numerical investigation of the transport process of dense shelf water from a continental shelf to a slope, J. Geophys. Res., 104, 1197-1210, 1999.
(3)Toyota, T., J. Ukita, K. I. Ohshima, M. Wakatsuchi and K. Muramoto, A measurement of sea ice albedo over the southwestern Okhotsk Sea, J. Meteorol. Soc. Jpn., 77, 117-133, 1999.
(4)Kimura N. and M. Wakatsuchi, Processes controlling the advance and retreat of sea ice in the Sea of Okhotsk, J. Geophys. Res., 104(C5), 11137-11150, 1999.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「地球変動のメカニズム」研究代表者 若土 正曉(北海道大学低温科学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 若土 正曉. 地球変動のメカニズム オホーツク海氷の実態と気候システムにおける役割の解明. 戦略的基礎研究推進事業 平成10年度 研究年報,1999. p.889 - 892.

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