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イノシトール三リン酸受容体の機能解析

研究報告コード R000000003
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 廣田 順二
研究者所属機関
  • The Rockefeller University Lab. of Vertebrate Developmental Neurogenetics
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 イノシトール三リン酸受容体の機能解析
報告概要 イノシトール三リン酸受容体の機能解析として,
1)カルシウム・カルモジュリンによるイノシトール三リン酸受容体タイプ1(IP3R1)チャネル活性制御機構の解析,及び
2)アポトーシスに伴うIP3R1の限定分解,を研究した。
1)では,IP3R1とカルモジュリンの結合反応の速度論的解析を行い,カルモジュリンのIP3R1チャネル活性への影響を検討し,IP3R1チャネル活性のCa2+による制御機構の解明を行った。その結果,IP3R1チャネル活性のCa2+濃度依存阻害は,Ca2+/カルモジュリンを介したものであることが明らかになった。
2)では,IP3R1がアポトーシスにおいてカスペース3の基質となるかどうか検討し,カスペース3のIP3Rのチャネル機能への影響を調べた。
その結果,IP3R1はカスペース3の新規基質であり,細胞死のときにカスペース3依存的限定分解を受けることが分った。
研究分野
  • 生物学的機能
  • 細胞生理一般
  • 細胞膜の受容体
関連発表論文 (1)Hirota,J.,Michikawa,T.,Miyawaki,A,Furuichi,T.,Okura,I.and Mikoshiba,K. (1995) J.Biol.Chem.270,19046-51
(2)Hirota,J.,Michikawa,T.,Miyawaki,A,Furuichi,T.,Okura,I.and Mikoshiba,K. (1995) FEBS Letters, (1995) 368,248-252
(3)Hirota,J.,Baba,M.,Matsumoto,M.,Furuichi,T.,Takatsu,K.,and Mikoshiba,K. (1998) Biochem.J.333,615-9
(4)Hirota,J.,Michikawa,T.,Natsume,T.,Furuichi,T.and Mikoshiba,K.FEBS Letters (1999) 456,322-326
(5)Hirota,J.,Furuichi,T.and Mikoshiba,K.Journal of Biological Chemistry, (1999) 48,34433-34437
(6)Michikawa,T.,Hirota,J.,Kawano,S.,Hiraoka,M.,Yamada,M.,Furuichi,T. and Mikoshiba,K. (1999) Neuron,23,799-808
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、御子柴細胞制御プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 廣田 順二. イノシトール三リン酸受容体の機能解析. 創造科学技術推進事業 御子柴細胞制御プロジェクトシンポジウム 『カルシウムを介する細胞内シグナル伝達のメカニズム』-受精から神経の発達と記憶まで- 講演要旨集(研究期間:1995-2000),2000. p.15 - 21.

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